キャプスクリューを保持するソケット | ★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

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キャップスクリュー、いわゆる6角穴付きボルト
通常の6角ボルトに比べて頭が小さくて、軽量な為、車やバイクに限らず、機械装置などの組みつけにも多く使われています。

通常は、L型の6角レンチなどで回しますが、
作業性アップの為、ラチェットレンチで回せる、ソケットタイプもよく出ます。

特に、組み付け作業の方ですと、「キャップスクリューがソケットにくっ付いたらいいのにな~」と思ったことのある方もいらっしゃると思います。

 あるんですよ。


ASAHIのボールで保持するHEXビットソケット。
ASAHIは、長さも38mm・58mm・96mm・127mmと4種類あり、用途に合わせていろいろと選べます。


このASAHIはボールでボルトを保持します。

コレに対して、昨年Ko-kenから発売されたのは、リングで保持するタイプ

 
ASAHIは、ボールの1点で保持しますが、Ko-kenはリングですから、ボルトの6面にリングが接して保持します。

 

だから、ASAHIよりもしっかり保持します。

では、どっちがいいの?
と気になりますよね。

まず、ASHAIは、長さが4種類あるということ。
また、ボールタイプはキャップへのはめ込みがスムースです。
ただ、HEX部に穴を開けてボールを入れているので、ヘビーな使い方にはちょっと向きません。
とはいっても、壊れたと言う話は、聞いた記憶がありません。。。

 

Ko-kenは、リングタイプなので、しっかり保持してくれる反面、ボルトにはめる時ちょっと固いです。
でも、リング式なのでASAHIの様にHEX部に穴が開いていない分、強度は保たれています。
長さは62mmと100mmの2種類ですが、しっかり保持したい方には、Ko-kenがいいと思います。


キャップスクリューへのはめ込みをスムースにしたい、短いのがイイ、長いのがイイという方はASAHIがいいと思います。

それぞれ特徴がありますので、用途に合わせて選んでみてください。