昨日お店に来たお客さん、
「店長～、スタッドボルト取る工具あります～？」
僕
「ハイ、これですね！」
あっ、その前に、スタッドボルトを知らない方もいらっしゃるかな？
こんなボルトです。
普通は、6角の頭が付いていたり、6角の穴が開いていたりするのですが、、このスタッドボルトに、それらは付いていません。
車やバイクのエンジン周りなどで使われている事が多いこのボルトを抜くには、普通のソケットでは無理。
そこで、必要となるのが、それぞれの太さに合わせてあるスタッドボルト用のソケット。
仕組みは簡単、
3つのローラーが偏芯して丸いボルトをしっかり保持します。
まあ、これがスタッドボルトを取る一般的な工具なのですが、昨日のお客さんは、これで2本は取れたけど、後4本が滑ってしまって、どうしても取れないと、再来店。
そこで、おススメしたのがこれです。
KO-KENのナットツイスター。
本来舐めて角の取れたボルトやナットを取る工具なのですが、サイズさえ合えば、スタッドボルトにも使えます。
こんな感じで・・・。
これで絶対に取れるというわけではありませんが、昨日のお客さんは、これを買って帰られました。
その後は来られていないので、きっと取れたんでしょう。
そのお客さんが買っていかれたサイズは9.5ｍｍ
スタッドボルトは10ｍｍですが、9.5ｍｍが丁度よかったのです。
この9.5ｍｍというサイズも、10mmのボルトの角が取れて、10ｍｍではちょっと緩い、そんな時の為に作られたサイズ。
だから10ｍｍのスタッドボルトにも丁度良かったんですね。
スタッドボルトを抜く時に苦労した事がある方は、KO-KENのナットツイスターも用意しておくといいですよ！