ドライバーのグリップの中って・・・? | ★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

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ドライバーのグリップのカットモデルってあまり見たことありませんよね。


まあ、大体どうなっているか?想像つくし・・・

でも、ちょっと見てみたい、そんな気がするのも正直なところです。


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特に最近多くなってきた、何種類かの異なる材質を使ったドライバーのグリップの中って・・・?


今回紹介するのは、HAZETのドライバーのグリップです。

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このHAZETのドライバーのグリップも、水色の固い材質と、黒色のゴム状の材質と、2種類の異なる材質を使っています。。。


って、この状態だとそんな感じに見えますよね!


でも、このグリップをカットすると・・・


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あれ?

中に黒色の部分がある!


そうなんです、2種類ではなく3種類の異なる材質で出来ています。


真中の黒色はドライバーのシャンクをしっかり固定する為

その回りの水色は、真中の黒色の固い材質を保持するのと、外側のゴム状の材質をくっ付ける為の役割をしています。


3つの異なる材質は、それぞれの役目を受け持って、握りやすく滑りにくく、そしてしっかりと回せる。

そんなドライバーのグリップになっているんです。


全てのドライバーのグリップを切ってみたわけではありませんが、上質な工具メーカーのドライバーは、こういうことも、しっかりと考えて作られています。


また、ドライバーのシャンクをグリップに圧入する製造方法(SNAP-ONなど)と成型機でドライバーのシャンクにグリップを成型する製造方法があります。


今まで見たところでは、アメリカのメーカーは圧入式が多いですね。

日本やヨーロッパは成型したグリップが多いようです。


このHAZETも成型で作られています。