今日は、知っているようで、意外と気付いていないko-kenの丸型ラチェットのお話です。
こちら、ko-kenの丸型ヘッドのラチェットです。
ラチェットレンチのヘッドの形は、この様に丸型のタイプと、小判の様な形をした小判型とあります。
丸型のラチェットは、ヘッドが小さくて、ギアも細かくて人気なのですが、切り替えがどっちになっているのか分からないと、小判型を好む方も多いです。
丸型ラチェットの代表でもあるFACOMと小判型ラチェットの代表のSNAP-ONで比べてみます。
左がFACOM、右がSNAP-ONです
頭の大きさは歴然!FACOMの方が小さいです。
でも、SNAP-ONは、切り替えレバーがON・OFFと、どっちに傾いているか一目で分かります。
写真は、ONに傾いているので締め方向に使えます。
左のFACOMは、黒色のプレートを左右に回転させて切り替えるのですが、締め方向、緩め方向、どっちに切り替わっているのか分かりません。
これで、丸型ヘッドを敬遠される方もいらっしゃるのですが、ko-kenの丸型ヘッドは、切り替えがどっちになっているのか分かる様になっているのです。
ko-kenの丸型ヘッドのラチェット
真ん中の赤いプレートに三角印がありますよね、そして、切り替えは、その周りの黒色のプレートを回転させるのですが、そこにはRとLの刻印があります。
写真は、Rを三角印が示しているので、右回り、いわゆる締め方向に使えるということです。
これは、丸型ヘッドでもFACOMとは機構がちょっと違うので出来るのですが、ちょっとした気遣いでありがたいですよね。
と、ko-kenは、丸型ヘッドのラチェットでも切り替えがどっちなっているか分かるんです。
丸型ヘッドを敬遠されていた方へ、敬遠されていた理由はこれだけではないと思いますが、もし、これが理由だったら、一度使ってみてはいかがでしょうか?