本日2回目のブログです。
これ、何か分かりますか?
これは、エアーツールを動かす動力源になる、エアーモーターの中身です。。
普通の方は、あまり見たことないとおもうので、これがどんな働きをするのか説明しながら、エアーがキレイでないといけない訳と、エアーツールオイルを入れないといけない訳を説明しますね。
この白い樹脂の羽根が、ミゾから飛び出してエアーを受けて回転し、エアーツールを動かします。
この樹脂の羽根が、早く飛び出すことによって、力の上がりが早くなります。
だから、この羽根の動きはスムースな方がエアーツールの能力を発揮します。
エアーが汚れていたり、エアーにドレン(水)が混じっていると、この羽根が入っている溝に入って、羽根の動きを鈍らせ、エアーが入っても、羽根が飛び出さずに、回転しなくなったりします。
「フゥ~、フゥ~」って言うけど動かないのは、それらが原因で、この羽根が固着している可能性が高いです。
(その場合は修理に出してください)
コンプレッサーにフルターを付けたりするのは、エアーをキレイにして、このような原因での故障からエアーツールを守る為なんです。
また、エアーツールオイルは、この羽根に付いた汚れを取るクリーニングや動きを良くする意味で使います。
違うオイルを入れたり、オイルを入れすぎると動きを鈍らせ、故障の原因にもなりますので注意して下さい。
エアーツールオイルを入れないのは、もっとダメです!
下の方に、白色の羽根が3枚出ていますよね。
この様に羽根が飛び出して、これでエアーを受けているのです。
この羽根が出たり入ったりしているんですね。
この羽根の動きがスムースでないとエアーツールの動きが悪くなるんです。
キレイなエアーを使ったほうがイイ
エアーツールオイルはまめに入れましょう
というのは、この様にエアーモーターの動きを良くする為と、故障から守る為なんです。
今日紹介したのは、エアーインパクトのエアーモーターですが、エアーインパクトに限らず、エアーラチェットやエアーツール全般に言えることです。
エアーツールオイルの入れ方はこちらを参考にして下さい。