本日2回目のブログです。
ドライバーと並び、工具でよく使うソケット
「面接触って何? 」
とソケットの記事を書きました。
ソケットのことは、まだいろいろとお伝えする事がありますが、
今日は、ソケットの強度のことに付いて書きます。
お店でもよく聞かれます、
「6角と12角だと強度はどうなの?」
これね、メーカーさんで破壊試験やってもらったんです。
この機械でソケットを回して、どれくらいの力で割れたか?を計測するんです。
ここにソケットを取り付けて、回します。
今回は、12mmの6角と12角のソケットを計測しました。
で、その数値結果ですが・・・
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メーカーさん曰く、ホントは6角も12角も変わらないんですって、
でも、この時は、
6角が311Nm・12角が280Nmで割れました。
何!12角の方が弱いの?
って思わないで下さいね。
割れたといっても280Nmですからね!
12mmのソケットのJIS規格は、118Nm(10秒間保持)が規格ですから、今回のソケットは、その2倍以上の強度があるんです。
車のホイールを締め付けるトルクが、大体100Nm前後ですからね
280Nmというトルクがどれくらい凄いか、お解かりいただけると思います。
この様に、メーカー品の上質工具は、規格を遥かに上回る強度を持っています。
だから、6角と12角はどっちが強いっての?って、あまり気にしなくてもいいと思います。
こんなところからも、やっぱり上質工具を使いたいですね。
今回は、ヨーロッパやアジアで大人気!
日本を代表するソケットレンチ専門メーカーさんに、ご協力いただきました。
ありがとうございます!