本日2回目のブログです。
今日は、ソケットのお話です。
ソケットはラチェットレンチに付けて、ボルトを回す工具で、消耗品でもある為、一番よく出る工具でもあります。
そして、お店でよく聞かれる質問です。
「6角(6point)と12角(12point)どっちのソケットがいいですか?」
これは、ホントによく聞かれます。
でも書きましたが、同じボルトを回すのにも、いろんな種類の工具があって、このソケットにも6角のいいところ、12角のいいところがあります。
例えば12角は、6角が2つ切れて12角になっているから、ボルトにソケットをはめる時に最大30°回せば入ります。
しかし、6角は最大60°回さないと入りません。
要するに、ボルトにはめ易い12角は、作業性がとてもいいのです。
一方、6角は、ボルトの形状に合わせた6角形状で、ボルトへの接触面が12角より僅かですが、多いのです。
だから、舐めかかったボルトを回したりする時は、6角の方がいいですね。
新品のボルトが多く、作業性重視の場合は12角のソケットを
逆に、ボルトが舐めかけていたり、錆びていたりと緩めるのに苦労しそうな場合は、6角のソケットを使うのがいいですね。
まあ、6角と12角両方を持っていれば一番いいのですが、とりあえずというのであれば、6角のソケットの方がいいですね。
その後に、12角のソケットをそろえるとか・・・
でも、誤解しないで下さいね、
12角のソケットが舐めやすいとか、そういうわけではありません。
だって、よく考えて下さい、メガネレンチは12角ですが、そのメガネレンチでかなりのトルクをかけて、ボルトを舐めてしまったことあるでしょうか?
無いですよね。だから大丈夫なんですよ。
僕が説明した、それぞれのいいところをあなたの作業環境と照らし合わせて選んで下さい。