京都ほんまち館 =上映あんない=
5月24日(金)~5月30日(木)

『 未亡人銭湯 おっぱいの時間ですよ! 』
OP映画 2010 [R18+]
監督:池島ゆたか/脚本:五代暁子/撮影・照明:清水正二/録音:シネ・キャビン/音楽:大場一魅/編集:酒井正次/スチール:津田一郎/助監督:中川大資/協力:田中康文 小川隆史/製作:セメントマッチ
出演:晶エリー 竹下なな 日高ゆりあ 甲斐太郎 野村貴浩 久保田泰也 津田篤 池島ゆたか
◇ 荒木太郎監督といまおかしんじ監督によるOP映画・大蔵映画と「週刊新潮」に対する裁判を応援したがために、オーピー映画から排斥されてしまうことになったミスターピンクこと池島ゆたか監督。思えば東北大震災(2011年3月11日)前のこの頃が、ピンク映画のギリギリまだ良き時代だったのかもしれない。。。2005年に林由美香さんが亡くなったけれど、日高ゆりあちゃんが頑張っていた。。。ちなみにこの映画の元ネタは1970年代のTBSドラマ「時間ですよ」。この頃はテレビの入浴シーンでは、オッパイぽろりは普通に放送されていました。(もちろんボカシやモザイク一切なし) 銭湯や温泉モノのTVドラマではオッパイだらけは当たり前! インターネットも家庭用ビデオデッキも存在しなかった頃が懐かしい。。。


『 人妻・未亡人 不倫汗まみれ 』
新東宝映画 2014 [R18+]
(初題:人妻ブティック 不倫生下着/2002)
監督・脚本:佐藤吏/撮影:飯岡聖英/録音:シネ・キャビン/音楽:大場一魅/編集:酒井正次/現像:東映ラボ・テック/スチール:津田一郎 元永斉/助監督:小川隆史/協力:日本映機株式会社 (有)ライトブレーン (株)キノックス セメントマッチ シネ・キャビン キネマ工房 ゴジラや 小林悟 渡邊元嗣 小川満 広瀬寛巳 加藤義一 松岡誠 横井有紀 平川真司 後藤大輔/企画:福俵満
出演:沢木まゆみ 松田信行 ゆき 岡田智宏 しらとまさひさ なかみつせいじ 佐々木基子 石川雄也 木村圭作 しのざきさとみ
◇ 佐藤吏(さとう おさむ)監督デビュー作。深町章監督の助監督を数多く務め、その実力は誰もが知るところで、ここでようやくの監督デビューとなった。ヒロイン・沢木まゆみが圧倒的に、完璧に、美しい! ピンク映画のヒロイン演出として本当に素晴らしい。そしてそれを支えるのは男優の助演であり、ピンク男優の演出でもある。また共演陣のキャスティングも申し分ない。佐藤監督はしばらくピンク映画を離れているが、またもう一度戻ってきてほしい!


『 若妻の性欲 だらしない肢体 』
Xces Film 2008 [R18+]
(初題:若奥様狩り 性感帯をなぶれ!/1991)
監督・脚本:金田敬/撮影:下元哲/照明:清野俊博/録音:福島音響/音楽:アントニオウノキ/編集:菊池純一/衣装:星輝明/メイク:永江三千子/監督助手:安藤尋 加賀宮康子/撮影助手:佐久間栄一/照明助手:白石成一 山田聖二/編集助手:田中小鈴/現像:東映ラボ・テック/スチール:石原宏一/助監督:松岡邦彦/プロデューサー:鶴英次/プロデューサー補:光石冨士朗/製作進行:福山健弥/製作:シネマアイランド
出演:須磨れい子 岸加奈子 五島めぐ 山本竜二 松村透 小林節彦 鶴田靖
◇ 90年代の観ておくべきピンク映画。大阪府豊中市生まれ・大阪芸大卒、中村幻児監督が主宰したピンク独立プロダクション・雄プロ出身の金田敬監督デビュー作。本作は1991年度(NEW ZOOM-UP)ピンク映画ベストテン第4位、同年のピンク大賞・新人監督賞を金田監督は受賞している。撮影・下元哲キャメラマンをはじめ錚々たるスタッフの顔ぶれに加え、女優陣、男優陣ともにキャストも充実。この年のピンク大賞では、当時圧倒的人気と実力だった岸加奈子さんが女優賞を、小林節彦さんと山本竜二さんが男優賞を受賞している。そして出演者のクレジットには、鎮西尚一 大工原正樹 常本琢招 山岡隆資 七里圭 繁田良司 内藤忠司 小沢禎二 天原天女 吉岡淳哉 らの名前も。
…というわけで、今週は「監督デビュー作」特集です。監督のデビュー作には、その後監督する作品のすべての要素が詰まっています!

【開映時間】
人妻・未亡人
 11:20/2:30/5:50
未亡人銭湯
 12:20/3:40/6:50
若妻の性欲
 1:30/4:40/7:50