これは夢か、まぼろしか、あの、伝説の、
元祖ピンク女優・香取環(かとり たまき)さんが
神戸にやって来ます!


<明日>22日(土)15:35~
 香取 環 トークショー(聞き手:鈴木義昭)
 ☆秘蔵映像の参考上映もあり


「伝説 特別編 初代ピンクの女王・香取 環」
21日(金)・22日(土)
<上映作品>
『牝罠』 1967年/16mm/パートカラー
監督・脚本:西原儀一/撮影:池田清二
出演:香取環 中原美智 森三千代 渚マリ 田中敏夫 山田晴生 椙山拳一郎

『女は二度燃える』 1969年/16mm/短縮版/パートカラー
監督:奥脇敏夫/脚本:俵ヒト見/撮影:武田勝也
出演:香取環 里見孝二 相原香織 真湖道代 高鳥和子 青葉洋子

『桃色(ピンク)電話』 1967年/16mm/トリミング版/パートカラー
監督・脚本:西原儀一/脚本:久木登/撮影:池田清二
出演:香取環 椙山拳一郎 清水世津 森三千代 千月のり子 松井康子 田中敏夫


<21日> 13:30「桃色電話」 
      14:50「女は二度燃える」
      15:55「牝罠」


<22日> 13:00「女は二度燃える」
      14:05「牝罠」
      15:35【トーク:香取環A】[参考上映]
      18:00「桃色電話」


◇ 香取 環(かとり たまき)
…1939年、熊本市生まれ。九州女学院高校在学中にミス・ユニバース熊本代表、全国大会で準ミスに選出。1958年、赤木圭一郎と同期の第四期ニューフェイスとして日活撮影所に入る。久木登紀子の本名でデビューし、多くの日活青春映画に出演。1962年、ピンク映画の始まりとされる『肉体の市場』(小林悟監督/大蔵映画)でヒロインを務め、官能女優・香取環としての活躍が始まる。72年に映画界を引退してから長く沈黙を守り続けた“伝説の女王”が、今、復活!



「第三の伝説 追憶 向井寛の世界」
23日(日)・24日(月)
<上映作品>
『暴行少女日記♀(めす)』 1968年/16mm/パートカラー
監督:向井寛/脚本:宗豊/撮影:東原三郎
出演:一星ケミ 佐東洋一 小野保 久保新二 津村伸一 城浩 エディ・リンドン 吉野洋子

『セックス女優残酷史』 1968年/35mm/パートカラー
監督:向井寛/脚本:浜多加志/撮影:伊藤正治
出演:一星ケミ 久保新二 相原香織 井川美千代 相澤梨花 火鳥こずえ 佐東洋一 小野保

『秘伝腹芸十八番』 1969年/35mm/パートカラー
監督:向井寛/脚本:宗豊/撮影:浜野誠之
出演:藤井貢 火鳥こずえ 乱孝寿 江島裕子 水木洋子 松本寛 市村譲二 平野元


<23日> 13:30「秘伝腹芸~」
      15:00「セックス女優~」
      16:35「暴行少女日記♀」


<24日> 13:30「秘伝腹芸~」
      15:00「暴行少女日記♀」
      16:40「セックス女優残酷史」


◇ 向井 寛(むかい かん)
…1937年10月16日、旧満州生まれ、2008年6月9日永眠。1962年、教育映画『二人の少年』(警視庁推薦)で監督デビュー。1965年、向井プロダクション設立と同時に成人映画にも進出。ピンク映画第一回監督作品は、同年の『 肉 』(内田高子・主演)。当時の社会情勢を反映した話題作や、ドキュメントタッチの大胆な演出のピンク作品を次々と発表。そして監督としてだけでなく、映画プロデューサーとしても大きな功績を残す。白川和子、山科ゆり、宮下順子ら多くの女優を育て、また自身のプロダクションから、滝田洋二郎、渡邊元嗣、佐藤寿保、瀬々敬久、いまおかしんじ、田尻裕司ら多くの監督たちを輩出している。2004年、一般作品『同窓會』(監督・脚本・製作)が遺作となる。(本名:向江寬城/変名の向井寬城、伊能竜、伊能龍なども同一人)


※プリント状態が悪く上映不能になった場合は、やむを得ず上映 作品が急遽変更になる場合があります。
☆各スケジュール詳細、料金などは、神戸映画資料館のHP、劇場チラシなどをご参照、ご確認ください。



<上映会場>
神戸映画資料館 TEL 078-754-8039
 JR/神戸地下鉄:新長田(しんながた)駅から南へ徒歩5分
http://kobe-eiga.net/program/