前回のブログを書いたのが…ほう、2019年秋ですか。
かれこれ2年以上ぶりですな…(ええ、しれっと更新しますよ)
さて、今回のブログはですね、春節について。
旧正月とも呼ばれる、あれです。
弊社の取引先も多くあるのですが、
日本以外の近隣アジア圏(…中国、台湾、韓国など)では、
この時期、春節休暇でお休みというのが定番なんですよね。
※今年の春節は2月1日だったので、既にこのブログを書いている段階では、お休みも終わりしっかり稼働していますよ~。
てなわけで、
弊社が特殊製作品をよく依頼している台湾のメーカーさんに
ちょっくら春節について聞いてみました!
今回は、その様子についてご紹介してみたいと思います!
その前に、そもそも…
ん?特殊製作品を依頼って何?弊社とか言ってますけど誰?と思った方はこのブログの最後をご覧くださいね♪
では早速、写真と共にご紹介させていただきます!
1.お正月飾り
こんな感じで…ゴージャスかよ!
じゃなくて
玄関周りを金色か黒の文字が書かれた赤い紙で
ドアの周囲を囲むようにして飾りつけるそうです。
日本でも門松とかしめ飾りを飾りますが
そんな感じですね。
この赤い紙は「spring couplets」と呼ばれるもので
より良い年を迎えられるよう
縁起の良い言葉的なものが書かれているようです。
本来、左右が対称になる漢字であることとか、
「天と地」とか正反対の意味になる漢字を並べるとか…
いろいろと細かいルールがあるようですね。
(なかなか興味深いですが、長くなりそうなので割愛します)
2.麻雀
お次はコチラ。
旧正月の過ごし方として出てくるところが個人的にはおもしろいな~と。
英語ではこのように書くみたいです。
Mah-Jong
マー「ジョン」やん。と思ったそこのアナタ。
マージャンなのかマー「ジョン」なのか、私と朝まで語り明かしましょう。(うそ)
知らんがな。
はい、次。
3.お年玉
日本と同じくお年玉をあげる習慣があるということですが
封筒は、「赤」と決まっているようです。
こんなん↓
でもう一つ日本との違いで言えば、
日本だとお年玉=子供にあげるもの、というイメージですよね。
台湾の方では、子供だけでなくご年配の方にも感謝の気持ちを込めてお渡しするそうです。
(へぇ尊敬~)
4.お正月の食事
日本では正月に食べるものと言えばおせち!
それぞれ、まぁいろいろと意味があるじゃないですか。
台湾では、意味あって必ず魚料理を食べるとのこと。
どうやら、「年年有餘」という中国のことわざからきているそうですよ。
年年有…まではなんとなくですが…
今年もますます良い感じの年に!みたいな雰囲気が
感じ取れるのですが(って、合ってるのか?)
ポイントはこの読めない「餘」にあるらしく。
餘=「豊富」にある様子を意味する漢字。
↓
で、その発音が「魚」と似ている
↓
じゃあ魚で祝っちゃおうぜ!ってことらしいです。
ウソ、まさかのダジャレ的ノリ…?
えっと…私はこの感じ嫌いじゃないですw
5.初詣
こちらは休みが明けて、
さぁ今日から仕事再開!のその前に行う
神様へのお祈りみたいな儀式の様子だそうです。
まぁ、これが初詣と呼ぶべきかはさておき。
神棚の両サイドの榊っぽいやつが南国チックなのがかわいい
日本でも役員の方とか営業の方で初詣に行き、商売繁盛・除災招福など祈願をされるところもありますもんね!
しかも台湾では、神様だけでなく、先祖への祈りも込めるそうで、
そこは日本のお墓参り的な要素もあるのかな?
初詣とお墓参りのハイブリッド的な感じですかね。
(うん。まちがいなく、そんな軽いノリのものではないと思う)
で、お供えものとしては、りんごとか丸い形をした果物と、
生前好きだった食べ物などを用意するのだそうです。
他にも、ご先祖様が天国で使えるようにという意味で
造りもののお宝も飾るということ
すごくご先祖様を大切にしているのがわかりますね。
そんな感じの「春節 in 台湾レポート」でございました!
基本的には、春節の休暇中は日本の年末年始と同じように
実家に帰って家族や旧友と過ごしたりしてのんびり過ごすのだそうです。
しかし、やはりコロナの影響は台湾でも大きいようで。
マスクの着用はもちろん、公共エリアでのアルコール消毒や検温、飲食の禁止、1~1.5mのソーシャルディスタンスを保つこと…など制限が課されている状況とのことでした。
日本、台湾だけでなく
世界中の人々が、1日でも早く穏やかな日常を取り戻せることを祈るばかりです。
あぁ、台湾行きたい。本場の鼎泰豊の小籠包食べたい…
では!みなさまごきげんよう~
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弊社ツールドインターナショナルは、切削工具の輸入商社です。
ものづくりユーザー様の生産性向上を目指し、
お客様の利益につながる「改善または革新」をご提案することを
企業理念としております。
ユーザーニーズに応えるべく、
アジア・ヨーロッパ各国から様々な切削工具を仕入れ、国内にご紹介しています。
そういった中、既成のものだけでなく、お客様からの要望に沿って
オーダーメイドの特殊工具を製作することもあるんですね。
ということで!
今回、春節について紹介してくれたのはそんな頼りになるメーカーさんでした。
★特殊製作品のご依頼もお待ちしております!
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