2月26日金曜日は夜勤明けでしたが、午後から次男が通っている小学校にお出掛けしました。
先日の次男との面会の時、次男から、
「おじいちゃん、おばあちゃん来ないからお母さん来て~!」
と誘われたんです。
次男の小学校生活最後の保護者参観兼ねてのイベントで、私もたまたま夜勤明けで、うわ~!やった~!と思って張り切って行ってきました。
子供達の顔はアップ出来ないのが残念ですが、私もハンディカムビデオ持っていけばよかった、と後で後悔しました。
子供達の入場の行進曲がいきものがかりの「ありがとう」だったのよ。
それだけでウルウルきちゃってスマホで写真を撮っていたんだけど、次男に焦点が定まりませんでした。
6年生が入場して、前に並んで、谷川俊太郎の『生きる』の朗読、定番の『翼をください』の合唱、目指せ750回大縄跳びと続き、イベントのメインは、1人ずつ一言発表をするというものでした。
次男と一緒のクラスの女子でRちゃんという子がいて、Rちゃんの妹が障害を持っていたの。
Rちゃんが将来の夢で
「障害センターの職員になりたい」
と発表したのね。
そしたら、Rちゃんのママが号泣して、私まで感動してもらい泣きして、我が家の次男も
「苦労しているお母さんのためにSATかSITになって、お母さんを楽させてあげます」
って言うんじゃないか、と期待したのね。
先日の本格インドカレーを食べた帰り道の車の中で、次男は、将来の夢で
「SATかSITになりたい」
って言っていたの。
Rちゃんが発表したあと、次男の番がきて、私の右手にはスマホ、左手にはハンカチをもち、さあ~、こい!と張り切って次男に焦点を当てた。
そしたら、次男
「ムードメーカーになって、TVのスターになりたい」
って言ったの。
ええええええ~?
あれ?今、なんて言った?
写真撮るのに夢中になって、次男じゃない子を写しちゃったかしら?
夜勤明けで頭がテンパっているのかな?
冷静になれ。
とつぶやきながら、スマホ越しに次男を見たんだけど、やっぱり次男だった。
周りの保護者の方達が、号泣じゃなく、フフフっと笑っていた。
次男が車の中で
「SATかSITになりたい」
って言ったとき、私が
「将棋ではSATになれないわよ。お兄ちゃんみたく格闘技できないとSATは無理だな~」
なんて言っちゃったから、次男、将来の夢が変わっちゃったんだ。
でも、TVのスターなんてどうしてそう思っちゃったんだろう?
次男、本格インドカレーを食べているとき、ブロ友さんから
「TV、何を観ている?」
と聞かれ、
「オレ、TV観ていない」
って答えて、とても、ムードメーカーどころか、無言になっていたのに、どうしてTVのスターになっちゃったんだろう。
次男の発表のあと、他の子の発表が延々と続いていたんだけど、私の頭の中では、
「TVのスター」
がグルグル回っていた。
長男も小さい頃は将来の夢を語っていたけど、今は、夢どころか、まともに社会人になれるのかどうかも分からないし、長男も次男も、健康に成長してくれればそれでいいや、と、夜勤明けで私も疲れていたので深く考えるのはやめた。
それで、イベントの最後は、プロジェクターを使って、6年生の1年間が映し出された。
次男の一言発表に動揺してしまったけど、次男が小学校生活を楽しく過ごせたみたいでよかったです。
このイベントでは、保護者と子供別々で帰ったので、次男と一緒に記念撮影できなかったのが残念だったけど、次男から招待されて行って、ほんと行ってよかったって思いました。
私も保護者として参加出来たイベントになりました。
あとは卒業式だな。