午後から○○警察署に行ってきましたよしょぼん

銀行終わって、もう12時過ぎていたけど、優雅にランチなんか食べている暇ないですよ。


一体、長男何やったんだろう?

そのことばかりが頭に渦巻いていた。

そして、少年係の○○刑事にお会いして、事件の概要を聞いた。


概要としては、ある男女のトラブル。

女性がストーカー被害を出していて、長男がその女性宅に行って「会いたい」と叫んでいたらしい。

そこを、見張っていた刑事が長男を補導したという話。


私、最初、「長男がストーカーしていたんですか?」とビックリしましたよ。

だいたい、長男、そんなストーカーするほど、女性に興味ないし、そこまで好きな女性がいるなんて私も知らなかった。

それに、私もいい加減、疲労感いっぱいで、頭の中の思考が抽象的になっていて、論理的な思考ができていなかった。

「長男、彼女いないんですけど、そんなストーカーするほどの女性いたんですか?」

親の私が刑事にこういうことを聞くのも変かもしれないけど、この時点で混乱しているから、「長男がストーカー?」が頭の中で一気に渦巻いたのよね。


刑事の話によると、

長男の先輩がお付き合いしている彼女が先輩がつきまとっていると被害届をだした。そこへ、長男がやってきて、どうして、先輩と別れたのか聞きたい、と女性宅に訪れた。

長男は先輩から、女性宅に行って話を聞いて来い、と先輩の代わりに使われたんじゃないか?

でも、長男は自分の意志で女性宅に行ったんだと言い張っている。

ほんとに長男の意志で女性宅に行ったのか、もしくは先輩から脅されて女性に聞いて来いと言われたんじゃないか、と先輩をかばっているような言動で、先輩の名前は一切出さなかったので、お母さんはこの事情は知っていますか?


知りませんよ!

私、月曜日の夜は夜勤していたし、長男から警察に補導された、なんて話全然聞いていないし、だいだい、私が仕事中に長男、補導されたなんて自分からそういうメールしませんから。

いま刑事さんから言われて、あ~、そうなんだ、と初めて知りましたよ。


私は銀行ですでにフリーズしていたから、刑事さんの話でも、取り乱すこともなく淡々と話を聞いていた。

そのうち、ちょっとおかしくなっちゃって、笑っちゃったのね。

あの長男がさ~、わざわざ先輩の彼女の家まで行って、

「なんで別れちゃったんですか~!」

って叫んでいる長男なんだと思ったら、

「バカだな~」

て笑えたんだよね。


人の恋愛の心配をする前に、自分のことを考えればいいのに、おせっかいしちゃったんだよね。

そんな、先輩の彼女がストーカー被害なんて出しているなんて長男も知っていたら、行かないわよ。

知らないから、なんで別れたのか気になって行ったんじゃないの?

長男、そういうヤツだから、自分のことより、仲間のことを優先しちゃうヤツなんだよ。


刑事さんに

「お母さん、もうちょっとシビアに考えてくださいよ。これは犯罪ですからね。加害者をかばっているということになるんですよ」


この刑事さんの言葉にカチンときた。

まるで犯罪者扱い。


「長男から話を聞いて、長男と一緒にこちらにうかがいますから、それでいいですよね?」

はぁ~、どうにか刑事の話を終わらせて、警察署を後にした。


我が家に着いたのはもう午後4時を過ぎていた。

長い一日だったな~。

ようやくひと段落して、長男の帰宅を待っていたけど、この人もなかなか帰ってこないのよね。

そのうち、私も寝ちゃっていた・・・。