今日夜勤明け、我が家に着いたとき、ちょうどクロネコヤマトのおじさんが、ダンボール箱を持って我が家の前に立っていた。

あと少し帰宅が遅かったら、おじさん、不在票を置いて持っていくところだったのよ。


実家の母からの贈り物だった。


夢見るおじゃる姫の刹那的生き方
親戚が海苔を作っていて、親戚からいただいた海苔と、実家の庭で取れたはっさくが入っていた。

ダンボール箱を開けて、中をみて、泣けた~。


早くに父が亡くなって、私達きょうだい4人を母子家庭で育てた。

私達きょうだい4人ともそれぞれ実家を離れ、今母は1人暮らしをしている。

70歳越えているけど、すごく元気なんだよ。

田舎で1人で元気に逞しく生きていける母の強さはほんとすごいと思う。

私も母みたく老後1人で暮していけるのかな~。


母とは6年以上会っていないけど、いつも気にかけて、ひょっこり母から電話がかかってくる。

こっちで暮し始めて23年になるけど、実家に帰ろうか~と思うこといっぱいあったのよ。

「でも、ごめんね、お母さん、私やっぱりここが好きなのよ」

そう母に言っちゃうんだよね。


今日の我が家は、段ボール箱からあふれ出る佐賀の匂いで充満していた。

夜勤明けの疲れた心と体が癒された瞬間だった。


ありがとうね、お母さん。