昨日、日勤だったんですけどね、夜勤帯である患者さんがおでこに怪我をしていたのよね。
朝、脳外科の某ヤブ医者に診察してもらった。
彼いわく、6時間経った傷は縫えないと言っていたんだけど、思っていた以上に傷が深く、出血していたから、急に縫合しようという展開になった。
ええええ~?誰が縫うの?あなたですか?縫えるの?
そしたら、脳外科某ヤブ医者は
「外来で縫ってもらおう」
と言い始めた。
外来に電話して外来の師長にお願いしたところ
「病棟の怪我は病棟で処置しようよ。先生、脳外科だよね。縫えるよね」
しかたな~く、
「先生、病棟で縫合お願いします」
「縫えますか?」なんて聞きませんよ。
その後の脳外科某ヤブ医者は一気に不機嫌になり、逆ギレですよ。
脳外科某ヤブ医者の縫合、初めて見ましたけど、ホラー映画並み。
たった3針の縫合だったけどね、ザク縫い。
縫い目も揃ってないし、緩んでいるし、逆に縫いながら出血しているし、だいたい手が震えていた。
針が皮膚から出ないんだもん。
患者さん、高齢のおばあちゃんで高次脳障害がバリバリあったから、看護師3人で押さえていましたけどね、いや~、私達の方が、あの縫い方に怖すぎて目をつぶりましたね。
おでこだったから、よかった。
おばあちゃん患者さんは、縫っているところ見えないから、それが幸いでしたね。
元大学病院手術室勤務歴あり、豚さんの動物実験のお手伝いもしたことあるこの私でも、あんな縫い方をするDrは初めて見ましたよ。
医学生でももうちょっとまともに縫うよ。
おまけに縫合したあと、頭部CTの検査さえもやっていない!
一応、おでこの怪我でも、万が一、血腫作っていたりする可能性もあるし、現に、他の患者さんで転倒して2週間ぐらい経ってから、硬膜外血腫でレベル低下して急性期の病院に搬送したんだから、普通はやるだろう。
日勤でかる~く、私のモチベーションが下がった話、でした。