今日、やっと『ノルウェイの森』観ましたよ~。

映画にしては長く感じたのは私だけかしら?

レンタルでは134分!

2時間ちょっとだよ。

もう、全然腰が落ち着かない。

我が家だから余計だよね。

アニメ、特撮に見慣れていたせいか、映画館と違って全然集中力がないのよ。

やっぱり、映画はポップコーン食べながら観たほうが集中力が出るのかな~。


実は、私は村上春樹の小説は最初の頃は好きだった。

『ノルウェイの森』初版本が1987年9月発表で、24年前。

私が上京して就職したのが、1988年の平成元年だから、23年前か。

その当時、大学病院の前に本屋さんがあって、そこで初めて買った本がこの村上春樹の『ノルウェイの森』の上下単行本だったのよね。

今は持っていないけど、他にも初期の頃の長編小説『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』、『羊をめぐる冒険』、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、それで、『ノルウェイの森』、『ダンス・ダンス・ダンス』と続くんですよね。

その辺りまでは買って読んでいたのよ。

結婚して、読書から遠ざかり、今では全く読みませんけど、その当時、村上春樹の本をよく読んでいたことを思い出しながら映画を観ましたよ。


映画も原作本の登場人物を忠実に再現できてたな、というのが、私の印象。

確かに『直子』役の菊池凜子さん、はまっていた。

演技上手いよね~。

20歳という年齢設定で、男性を受け入れられなくって病んでしまった彼女の表現の仕方が、原作本の『直子』と自然とリンクするのよ。

原作本を読んでいて、なおかつ菊池凜子さんの演技を観ると、『直子』役は彼女しかいない、と思わせてくれる。

もちろん、松ケンのワタナベくんも、女性に優柔不断的な感じが演技に上手く出ていて、原作本ではそういうベッドシーンはもっとハードなんだけど、映画では、女性の登場人物が男性より優位に表現できていたかな、と思いましたね。

映画の中で、原作本の『ノルウェイの森』の世界、「喪失感」「SEX」「愛」がどう表現されているか興味あったけど、そこそこ原作に忠実に映画に表現出来ていたかな~。

ただね、私的には『永沢さん』役の玉山鉄二君の髪型が今一つ似合っていなくって、あまりにも時代を反映しすぎているのが残念だったな。


久しぶりの2連休だったけど、子供抜きで自分のためにまったりレンタルDVD鑑賞するのもいいもんだね~。

でも、次回はポップコーン準備してレンタルDVD観よう。