[オモシロ神社Vol.53]小笠原神社~小笠原諸島を発見した男 | Natural Bone Japanese

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さて、本日から7月ですね。気を改めて、ブログ更新頑張ります。ということで、7月最初のオモシロ神社は、多少の時事ネタを含めて、小笠原諸島のお話。小笠原諸島と言えば、なりましたねぇ、世界遺産に。これが、結果として、どのような意味をもたらすのかは分かりませんが、外来種の駆除などの努力が評価されたということなので、まずは、島民の皆さんにとって、プラスに働けばいいですね。

という訳で、先日は、オモシロ神社情報の中でも伊豆諸島のお話をさせて頂いたばかりですが、今回は、小笠原諸島です。では、何故、小笠原諸島と言うかと言えば、発見者が小笠原さんだったからですね。わ、分かり易い(笑)。その名も小笠原貞頼(おがさわらさだより)。

そんな小笠原貞頼を祀る神社が、こちら小笠原村にあるんですの。ということで、こちらの神社の名前が、小笠原神社。おぉ、こんなに分かり易くていいの?というくらいシンプルですね。

という訳で、若干、こちら小笠原貞頼をフォローアップ。こちら小笠原貞頼は、いつの時代の人かと言いますと、安土桃山時代と言いますので、まぁ、織田信長や豊臣秀吉が活躍していた、いわゆる戦国時代の武士になります。家系は、信濃国領主の血筋にあって、親戚に、深志城、こと、現在の松本城の城主がおりますので、まぁ、完全に長野県の出身ということなんでしょうね。ただ、実在性においては、いくつか不明点もあるようです。さぁ、どうなんでしょうね。

そんな小笠原家は、最初に織田信長に仕えますが、本能寺の変以降は、徳川家の家臣となったと言われたり、豊臣秀吉の家臣になったりと、まぁ、有名所を行ったり来たり。一体、誰に忠誠誓っとんねん!と言いたいくらい、あまりよく分かりませんが、そんな小笠原家、とりわけ、今回の主人公、小笠原貞頼にとって、大きな分岐点が訪れるのです。

それが、豊臣秀吉の朝鮮出兵です。文禄元年(1592年)に、豊臣秀吉は、16万の軍勢を朝鮮に出兵するのですが、その翌年である、文禄2年(1593年)には、明との間で講話交渉が始まったと言います。ということで、派兵された兵たちは、帰国することになったのですが、この中に、当の小笠原貞頼が含まれていたということですな。

そんな小笠原貞頼は、帰国の際に、しかるべき島があったら取ってきちゃいないよ。という証文を徳川家康から得ていたようで、この航路の先で、発見された島々というのが、この小笠原諸島という訳です。いや~、エラい遠回りしましたね。

そんな功績も手伝って、島々には、この小笠原貞頼の名が使われたということですね。まぁ、星や惑星の発見と同じですの。発見者の名前が使われるという。これが、もし、私だったら、東條諸島になっている訳ですね。う~む、ロマンですね(笑)。

そんな小笠原神社の写真は、当然のことながらありませんので、すいません、行かれる方がおりましたら、是非、ご提供願います。私もいずれは行きたいですけどね。それはまだ、遠い夢の話なんで(笑)。

★小笠原神社
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★関連ブログ
[オモシロ神社Vol.49]伊豆諸島は静岡でしょ、やっぱりな理由

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