現行政治システムにある私的暴論を唱えてみる | Natural Bone Japanese

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最近、特に思うこと。それは、政治家というものが、サラリーマンに成り下がっている感覚が妙にするということ。はっきり言ってしまえば、政治家はあくまで、国や地域の代表であって、職業ではない。生活のために、代表になるのではなく、やはり志あっての代表であってもらいたい。でも、最近、いろいろな関わりをみていく中で、明らかに前者の方が増えている。

然も、天命に沿って、動く程の自覚に乏しいが為に、自らの職責に対する責任感にも乏しい。これでは一体何のために、そして、誰をみて政治をやっているのだろうかとつとに思う訳でございます。今の東電を含めた責任の押し付け合いをみていると、まさにホームルーム並みの質に辟易とする。

加えて、これは国会議員に言いたいことですが、国会議員は、あくまで、国をみて政治を行って貰いたいと思う訳です。これって、当たり前だと信じたいですが、今の国会議員(勿論、全てとは言いませんが)は、国の代表なのか、県の代表なのか、地域の代表なのか分からない節があります。だから、見ていても、結局、自身の政治基盤の集票集めのことしか頭にない。どう国を動かすより、次どう当選するかということしか頭にない。まさに、矛盾だらけである。

実際、私はとある方から、「政治は綺麗ごとばかりではやってられないんですよ」という意見をダイレクトに聞いたことがありますが、だったら、辞めちまえと本気で思ったことがあります。

これは、そもそも地域から平等に代表者を選出しようとするから無理があるんじゃないかと思うんですよねぇ。と、ここで思ったのが、現行の選挙制度。よく、比例代表制(政党の得票数に応じて議席数を配分する制度)をやめて、小選挙区制(1選挙区につき1名を選出する制度)ひとつに絞った方がいいという意見を聞きますが、もしかして、これ、逆の方がいいんじゃないかなぁとも思う訳です。

いや、厳密には、単純に逆にしただけでは、流石に暴論過ぎると思いますので(勿論、これは国会議員のみを対象とした話ですよ)、考え方として、国会議員に地域性は不要ということを前提に物事を推し量りたいと思う訳です。だから、単純に、地域から平等に一人ずつ選出するという小選挙区的発想を一旦チャラにして、比例代表制のように大局的な論法で全国から集計が取れるシステムに何か可能性はないのかなぁというあくまで希望的観測で言っております。

唯、これでは政党政治を前提とした考えになりますし、その政党が確かな候補者を擁立するという性善説でみないと機能しない点からも、やはり単なる暴論と成りかねません。

ここでもう一つの暴論ですが、やはり、政治家の皆さんは何らかしらの目的があって、国政に臨む決意をされたんだろうと思います。しかし、その国会議員が何に対して意識を持ち、また、有能なのかってさっぱり分からないですよね。ということで、元々の公募システムも全面的に見直すというのは如何でしょうか。要は、国会議員という全能的な公募を止め、政治を先ずカテゴリー別に区分する。外交、教育、経済、防衛、社会保障などなど。そこに予め枠を設けて、その枠に対して、公募を仕掛けるという形で、最初から分別してしまうという算だんです(笑)。

そして、当選した方は、そのフィールド内で、徹底して活動してもらう。無論、立法時には、全員の多数決をもって臨む。そもそも、国会議員と言えども、全能である訳ではないので、あくまで、その目的とする分野で活躍頂いた方がいい気がするんです。

更に、欲を言えば、候補者の思想観がネットとかでダイレクトに検出できて、余り深く考えなくとも、自分にあった思想観をもった候補者を検索できればありがたいなぁとは思いますが、これは、物理的にもまだ先の話ですかね。個人的イメージでは、手書きではなく、投票所に行けば、タッチパネルがある。そして、先ず、カテゴリーが出て来て、何百ものリストがドーンと出てくる。そこから、特定の思想観に近い人物を検索できるシステムが搭載されていて、Enterキーを押せば、投票みたいな(笑)。

以前、政治家そのものに試験制度を設けた方がいいとおっしゃられた方もおりましたが、まぁ、そういうこともひっくるめて、根元から根こそぎ抜本的に変える仕組みを作らないと、100年に一人の天才を待たされる必要がある。はっきり言ってしまえば、今は、衆愚政治の極みを迎え、いくら国会議員の先生が、吠えたところで、自浄能力があるようには、あまり思えないんですよね。だって、国会議員の数削減と言っても、自分の首を差し出せる政治家がどれだけいるでしょうか。今の責任の押し付け合いをみていると、先ず、無理と思ってしまいます。

然も、自民党ですら、あんなに冷や飯を食わされて、次回がラスト・チャンスだというのに、その気概をあまり感じないですしね。まぁ、あくまで、これは暴論なのかもしれませんが、何か抜本的にガラガラポンをして頂かないと、今の閉塞感を打破するのは、相当至難の業かと思ってしまう次第です。

本当は、こんな暴論を盾に、酒を飲みながら、あれこれ、やんや語るのが本当は楽しいんですけどね(笑)。そんな熱い飲みは学生時代、いや、香港時代が最後だったか。という訳で、私の戯言に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございます。

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