[オモシロ神社Vol.8]関神社~毛が生える? | Natural Bone Japanese

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本日、ご紹介の神社は、私の氏神さまでもあり、神社人の手帳でも最初の頃に上げた思い出深い神社のひとつでもあります。その神社というのが、関神社(せきじんじゃ)でして、東京十社のひとつにも数えられる王子神社の境内にあるお社になります。まぁ、王子神社自体、ものすごくおススメである訳なのですが、ちょっと、関神社も中々オモシロいもので、ひとまず、今回は、関神社を取り上げます。勿論、ご参拝の際は、王子神社メインで、ということで先ずは、王子神社の鳥居前からの一枚。

$東條的世界最古の国へようこそ-王子神社1

で、鳥居をくぐると王子神社の社殿がドーンと構えます(やっぱりいつ来てもいいものですね)。因に、王子神社って、元々、熊野神社というのはあまり知られてませんね。若一王子権現で、気付く方はかなりの神社通ですね。と、一応、王子神社もちょっとだけご紹介。

$東條的世界最古の国へようこそ-王子神社2

で、関神社ですが、こちらは、境内に入って左手に鎮座しております。朱色をしているので、すぐ分かるかと思います。そして、この関神社、何がオモシロいかと言いますと、髪の毛の祖神を祀ると言われ、実は、薄毛に効果あると言うんです(笑)。それじゃあ、どなた様が祀られているじゃい!というと、実は、百人一首でも有名な歌人、蝉丸公(せみまる)が祀られております。ん?これじゃあ、歌の神さまだろ!と思うかもしれませんが、いえいえ、こちらでは、髪の毛の神として祀られております。それでは、何故?と思うと、こんなエピソードに基づくようです。

$東條的世界最古の国へようこそ-関神社1

平安時代当時、蝉丸公の姉君は、髪の毛がえらく逆立っていたようで、えらく悲しんでいたようです。すると、お仕えの侍女が、かつらを考案し、無事解決したというお話がありまして、実は、アデランスの元祖がここにあったという訳なんですね(笑)。その為、祀られている神様には、蝉丸公の他に、このストーリーの登場人物たる、逆髪姫(くせ毛のお姉さま)と古屋美女(かつらを考案した侍女)が、一緒に祀られておる訳です。因に、こちらにも本社があって、この本社は、滋賀県の大津市にあるようですね。ともかく、この神社を構成する石碑には、全日本かつら協会や美容業界が名を連ねており、この神社が如何に髪の毛と縁が深いかを物語っております(笑)。

$東條的世界最古の国へようこそ-関神社2

確かに言われてみれば、王子って、異常に美容院が多いんですよねぇ。ひどいところだと、交差している道の各コーナーの内、3カ所とも美容院なんて激戦区もあります(笑)。まぁ、小生は、あまり髪の毛におしゃれを求めないので(おしゃれ度よりも安さしか求めておりません(笑))、そういう場とは無縁なのですが(女性って、普通に1万円近くかけるでしょ?小生にはシンジラレナイことこの上ありませんからねぇ、出来れば、千円で済ませたいと思ってるくらいですから:笑)、この王子に美容院が多いっていうのも関神社と関係があるのかもしれませんね。本当、美容院多いですよ。

因に、余談ではありますが、小生は、以前、香港に住んでいたことがありまして、香港の美容院事情は相当ヒドかったですね。いかんせん、美容師になるための免許がないですからね。よく香港で切った次の機会を日本で散髪すると、「これ何処でカットしたんですか?ヒドいっすねぇ(笑)」とよく言われたものです。でも、見かけは超カリスマぽい衣装とジェスチャーで、ほとんどギャグとしか言えませんが(笑)、腕は比例しておりません。

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