今回のカルロス・ゴーン被告の海外逃亡は日本の司法よりも、日本の資本主義や文化の没落の始まりになりそうな気がします。
彼は世界的にも優秀な経営者。これから会見をするにあたり感情的にも理屈的にも筋が通っていそうな主張を全世界に発信するだろう。
事件の詳細をあまり知らない他国の人々は、間違えなく「倒産寸前の日産をV字回復させた優秀な経営者が、日本特有の差別やお家騒動にハメられた」と多かれ少なかれ理解するだろう。
これを日本側がいかに真っ当な司法制度だと主張したところで覆せないのではないだろうか。
これを受け、今後、世界的に優秀な経営者は更に日本を選ばなくなってくると思うし、文化的にも遅れた国家との印象を与えると思う。
つくづく日産はホントにバカだったと思う。
これから日産の経営は行き詰まるだろうから、カルロス・ゴーン被告の力量がいかに素晴らしかったかを証明する手助けにもなるだろうな。
合掌。