私にとっては叔母にあたる人ですが
もう既に亡くなってはいます
それに
胃がんが原因で亡くなりました
母とだいぶ年が離れていて、末っ子でした
母は長女で上に二人兄もいたし、下は弟ばかりの中
二人だけの姉妹でもあったわけですが
これが、全く真逆の扱いというのか、母親は家業の為に学校も通わせてもらえず仕事を手伝わされ
学校へ行きたいと言うと、いかのスルメの束で頭を叩かれたそうです
ほんとに気の毒で大変な思いをした10代だったと思うし、子供が多いために母が犠牲になった生活だったと凄く思います
兄二人も若い頃から漁師をして家計を助けていたので
なんていうか
そんな生活の中でも母の母親は、いい着物を着て高髪を結い出掛けていたそうで
それは母親が言っていた
確かにその名残りはあった
ばっちゃんはいつも着物を着て出掛けていた
まあ、着物も何着か持っていたみたいだし
オシャレは好きな人だったと思うけど
性格はじじちゃんの方が穏やかだったのかな〜
それに、頭をはたいたのはばっちゃんだ
それを見てじじちゃんが怒ったそうだ
お前は着物着てどこかに行ってる間、娘に働かせている
それなのに叩くとはどういう訳だ!!!
みたいに
確かに
その娘達が働いたお陰でそのいい着物だって買えた訳だ
時代もあったのかもだけど、
せめて学校には行かせてあげてほしかった
しかし
その妹に対してのお金の使い方、優遇さ
一人部屋を預け、欲しい物を与えなんの苦労もさせず家事手伝いという無職
働いたこともないまま嫁いで行った
ちゃんと結納を交わし
綺麗な振袖姿で
母親は結婚する時、風呂敷包みひとつを持って嫁いだと言っていた
今更ながら
差別を感じる
叔母は少し離れた町に嫁いだ
まあ車で2時間ちょっとだろうか、、
時々実家の方に車で遊びに来ていて
子供も二人いたのだけど
長女のことをとにかく叩く人で
なんなんだろうあの人と思うというのか、なんでそこまで叩くのっていつも思っていた
物言いもきつくて
全然可愛がっている素振りもなくて
だけど人前では良い人のふりをして
人格違いますよね?ってくらい口調も変わり
良い人を演じる
その時は長女にも優しく振る舞う
だから、周りは騙されていた人もいると思う
けれど、私は知っている
家に泊まりがてら遊びに連れて行ってもらっていた事もあり
叩かれて大泣きしている長女を何度も見ていた
私達姉弟は親戚の中でも年長で
私もその子と年が離れていて
毎回可愛そうだなーと思っていたのだけど
家事も料理も不得意で
何もしたこともないまま結婚したから
姑との間の事でもかなりのストレスがあったみたいだし、世間知らずでわがままに育てられた所もあるはで
そのストレスの発散を全て子供に向けていたのだとそう思う
結局
その子は幼少期に頭を叩かれ過ぎて
大人になったけれど
ちょっと変なところがある
人間的にというのか人格的に
未だに独身
彼氏は〜はて？
一人ぐらいはいたのかなって、、いやあ聞いたことがないな～
そして未だに働いたことが一度もなく
父親の仕送りで暮らしている
それも潤沢な金額を毎月
実家に一人暮らし
好きな時間に起きて、汚い部屋で生活
ご飯は買ってきたもの
料理、掃除まるでできない
洗濯してんのかな〜
多分めちゃくちゃ溜まっているやろね
こうなったのも母親のせいだね
それを特に注意もしなかった父親にも責任あるし
そのくせ、息子のことは溺愛
なんでだったのかな〜
単純に娘のことは可愛いと思えなかったんだろうな、、
私の母に言われたこともあった
そんなに泣かせるほど叩くなと
確か記憶にある
その叔母ががんで亡くなる訳だけど
思うにとんでもない仕返しが来たんだと
そう感じた
あんなに子供に暴力
今だったら逮捕されててもおかしくない
それを抵抗できない幼い子供にずっとしていたのだから
だから
そういう最後になったんだよ
私は罰を受けたと思っている
でも
夫婦関係においては少し気の毒な人ではあったかな
夫が他県に仕事で移り
そのうち住み始め
そして女を作り
生活費だけを貰い、一人で暮らしていた
全てわかっていて別居婚みたいな生活
がんを発症して病気になってから初めて呼び寄せたみたいだが
時既に遅し
亡くなる前に一度、家の実家に来ていた時に
母親が妹の異変に気付いていたのだけど
笑ってごまかしていたと言う
最期はこんな風になってしまった姿を兄姉に見られたくないと言って
誰一人会うこともできず
亡くなって行ったそうです
総合して
幸せな人生だったのだろうかと思うかな
なんでも
お見合いみたいなもので、夫になる人の方はあまり乗り気じゃなかったようだ
後で聞いた話だけど
それは見ていてわかっていた
なんで結婚したんだろ、夫になった人
私は何十年も会っていないので
もはや親戚という感じもしません
様々な人生がありますね、、