巨漢な友達Sさんの話…
Sさんは以前のバイト先の先輩で、昔重量級の柔道選手だったそうです。
得意技は…
寝技で首を絞められて負けることだそうです…
ある時、そのバイト先の店長が
「この棚ほしい人おる?」
ボックスは量販店で安く買える代物で、大きさは縦600×横450くらいのもので、棚には3個のボックスがあるものでした。
…が、中古品…
そこに…
「店長!店長!僕がもらいます!」
そこに…
「店長!店長!僕がもらいます!」
「おぉ!S君!本当にいいの?(笑)」
店長は処分に困って、言ってみただけに…
ちょっと気持ちが進まないが…
「ほしいっす!(^∇^)」
ほしいならしょうがない…
「じゃあ… はい。」
とすんなり行き先が決まりました。
新しい?とは言い難い棚の行き先が決まりました。
あとでSさんに
「なんでそんなにほしかったんすか?」
と聞くと…
「今ちょうど部屋の模様替えをしてて、ちょうど間にはまりそうな大きさなんだよねぇ。
ジャッフィしそうなんだよねぇ。」
(ジャッフィ=ジャストフィットの略)
(ジャッフィ=ジャストフィットの略)
そしてS君はうれしそうに持ち帰りました。
月日は流れ…
バイト仲間6人で夜に御飯を食べに行くことになりました。
車2台に分かれ、僕はS君の軽自動車に乗り込むことに…
「よいしょ。」
ん…?
後ろを振り向くと…
黒い棚が…
「なんすかぁ!まだ部屋に置いてないやないっすかぁ!」
「しぃ!静かにぃ!店長にバレたらやばいやん!ちょっと待って!」
と言って、巨漢なのか?お腹にハンドルを摺りながら目的地に急発進!
「なんでっすかぁ?部屋に置くんしょ?」
「いや… 実は… ジャッフィと思ったら、予想よりも大きくて…どうしようかなぁと思ってねぇ…」
「そしたらもう捨てたらいいやないっすかぁ。」
「それがねぇ…店長から『どうやった?』って聞かれた時に
『ちょうど良かったです!』って答えてしまったんよぉ…」
「あぁ…店長は嘘が大っ嫌いな○○空手家の方ですもんねぇ・・・」
っで目的地に着き、とりあえず御飯をみんなで食べることに。
そして、みんなの会話の中で
ここに捨てていこうってことになりました。
食事が終わり…
現在、夜中の2時…
人通りも少なく、静かだ…
ミッション開始!
Sさんはゆっくりと後部座席を開け…
ゆっくりと棚を引き寄せる…
時々お茶目に背伸びしながら…
まぁ本人は周りに気づかれないようにとの配慮のつもりだろうが…
余計バレバレだ…
そして、ついに棚をかつぎ上げた!
後ろに置こうと少し後ずさりした…
その瞬間!
車止めに足を取られた!(小内がり)
一同「あっ…Σ(゚д゚;)」
持っていた棚が落下…
約120キロの巨漢が倒れていく…
その光景はまさにスローモーション…
棚がさきに「ガンッ!」と落ち…
その上に…
その上に巨漢が…
巨漢が落ちてゆくぅ…
ガンッ!!
Sさん「うっ…あっ…あぁ!」
バキバキバキバキィ!!
棚が…
木っ端微塵…
車止め、一本!!
一同「ヤバイ!」
Sさんの叫びと棚の音で従業員が出てくる模様。
6人は車に乗り、ダッシュで逃げた!
車の中では肘、膝と背中を痛めたS君…
「あぁ…久しぶりに転けた…」
と言ったS君は次の日から1週間…
足首の捻挫で動けなかったそうです…

