いつかのことⅢ-⑤ | 触れて、言葉はいらない

いつかのことⅢ-⑤

彼は、私の上唇を啄むようにするのが好きで
何度も啄んでは口内の粘膜を絡ませた

そのまま二人ベッドに倒れ込む
スプリングのきいたダブルベッド
唇を重ねたまま、彼は私のバスタオルを剥ぎ取った

下から持ち上げるように優しく

「相変わらず」
「なぁに?」
「おっきいね」

そう言うと、今度は先端に口付けをした




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