1982年のアフリカ・バンバータの『プラネット・ロック(Planet Rock)』。
ヒップホップ、テクノ、ハウス、エレクトロ、
その後の様々なダンスミュージックに影響を与えたと言われる曲。
この曲のプロデュースで名を挙げたのが、
今回の主役、アメリカ人の音楽プロデューサー、アーサー・ベイカー。
![$東京タワーが見えないんですけど・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20100812/12/tonytoda/83/2e/j/t02200262_0375044610689093086.jpg?caw=800)
アーサー・ベイカー(Arthur Baker)さん
元々、DJとして活動していたが、27歳の時、
アフリカ・バンバータの『プラネット・ロック(Planet Rock)』を
プロデュースしたのをきっかけに売れっ子プロデューサーに。
![$東京タワーが見えないんですけど・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20100812/12/tonytoda/e5/00/j/t02200157_0425030410689093088.jpg?caw=800)
1980年代は、12インチ・シングル用のREMIX仕事で稼ぎまくり。
当時、REMIXっていうのが出始めた頃で、アーティストがREMIXバージョンを作るのが
売れっ子の証みたいな感じでREMIXブームが来ちゃいます。
ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)も
REMIXバージョン出しちゃう時代ですよ。
コチラもアーサー・ベイカーさんの仕事。
ドラムの音に時代を感じます...
つうか、全然カッコ良くない。
![$東京タワーが見えないんですけど・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20100812/12/tonytoda/15/84/j/t02200147_0500033310689094982.jpg?caw=800)
アーサー・ベイカーさん
ホール&オーツとかシンディ・ローパーなどの大物から
Remixの仕事がガンガン来ちゃいます。
Remix仕事といっても、
当時は、ディスコでDJが曲繋ぎしやすように
イントロと間奏とアウトロのドラムを無駄に延ばして
ボーカルサンプルを散らす程度で、
今の若者が聴くと「コレのどこがREMIXなの?」って感じです。
僕も英語が全く読めないクセに
洋楽をきいていた小学生の時、
ニューアルバムだと思って買ったレコード。
家に帰ってワクワクしながら針を落とすと
随分と長いイントロが続き、なかなか歌が始まらない。
「この曲、イントロ、無駄にナゲーな。しかもなんか聴いたコトあるなぁ?」
首を傾げながら、REMIXされ7分とかに延ばされた曲が終わり。
ニューアルバムだと思って買ったレコードが1曲で終了...
既に持っているシングルの12インチ・シングルだったコトに気付く。
だまされた感のある「12インチ・シングル」ってヤツが僕は嫌いでした。
あれから30年近く経った昨日、
「 最近、ナニやってんのかな?」
ふと思い検索してみると、
アーサーさん、今もREMIXのお仕事してました。
しかも、日本でも人気のレーベル「KITSUNE」のコンピに収録されてるじゃん!
それでは、聴いてみましょう!
昔と全然、音が変わってない...
お前、どんだけそのドラムマシーンの音好きなんだよ。
僕の80’Sリバイバルのキラいな部分。
安いポコポコした音色でグルーブのないドラムを繰り返すドラムマシーンのドラム。
やっぱり、アーサーベイカーって人。
僕、好きじゃないかも。
![$東京タワーが見えないんですけど・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20100812/12/tonytoda/25/78/j/t01890200_0189020010689094981.jpg?caw=800)
(なぜかいつも首を傾げるアーサーさん)
・・・と思ったが、
伝家の宝刀、”PLANET ROCK”の名の入ったコチラのREMIXでは
30年このサウンドとグルーブに こだわりつづけた男の魂を感じました。
”PLANET ROCK”は、
アーサー・ベイカーの発明したグルーブだったわけだ。
![$東京タワーが見えないんですけど・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20100812/12/tonytoda/e2/de/j/t02200329_0334050010689098337.jpg?caw=800)
ちなみ、オリジナルは今月末、
イギリスでリリースされるHURTSの「WONDERFUL LIFE」。
(Released in the UK, August 23 2010)
カッコつけるねぇ~。
あとキーボートの人、カリアゲすぎ。
HURTSは、マンチェスター出身、
セオ・ハッチクラフト(vo)と
アダム・アンダーソン(Synthesiser,electronics, guitar)の
男前ドラマチック・ポップ・デュオだそうだ。
Don't let go
Never give up, it's such a wonderful life
Don't let go
Never give up, it's such a wonderful life
放さないでください。決してあきらめないでください、
そして、それはそのように素晴らしい人生です。
放さないでください。決してあきらめないでください、
そして、それはそのように素晴らしい人生です。
全く意味がわかりませんが、
ヒューマンリーグとかブライアン・フェリーとかの感じなのかなぁ。
HURTSのオフィシャルサイト
![$東京タワーが見えないんですけど・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20100812/13/tonytoda/be/c5/j/t01600160_0160016010689157883.jpg?caw=800)
HURTS のアルバム『Happiness』は
日本盤は、2010/11/3 リリースだそうです。
なんか、このCMを思い出しした。