「孝行のしたい時分に親はなし」
こんな諺、ご存知ですよね。
両親が健在の時は、そのありがたさに気づかず、
親の心が分かる年ごろにはもうこの世にいないので、
親が生きているうちに孝行しなさい、
という意味です。
親孝行の出発は、まず恩を自覚することから始まります。
自分を見つめて、「親のおかげだな」とか、
「恵まれているよな」と感じられたら、それは恩の自覚。
そして、「ありがたいな」とか「世話になっているな」という
感謝の念が湧いてきたら、
それを言葉や行動で表現する。
感謝の気持ちは、形に表し、行動に移して、
相手に伝えたいですね。