今回のパンデミックを考える | トニーの成幸ブログ

今年の大型連休は“ゴールデン”とはいかず、

自宅待機で悶々としている人も多いと思います。


ということで、今日は新型コロナウイルス、
パンデミック関連の学びをアップします。


新型コロナウイルスには、

良い側面と悪い側面がありますよね。


報道番組を観ていると、
世界中で、死者が増え続け、
医療現場でも疲弊する従事者が
映し出されています。


また、飲食店など、店じまいも
余儀なくされるほどの
ダメージシーンが映し出されたり、
倒産企業や自殺者がコロナ感染死をも凌ぐ
数まで達しているのも事実です。


しかしその一方、世界の大都市の
大気汚染はずいぶん改善されており、
あの“水の都‘ イタリアのヴェネチアでは、
水路に生息する大型クラゲなども、
目で確認できるほど水質改善されています。


さらに、日本はコロナショックのおかげで、
25年以上に渡る、長年苦しんだデフレから
脱却出来る可能性も出て来ました。


事業活動の自粛で物が不足し、
その上で金融緩和で大量の通貨を
市場に供給するわけですから、
通貨価値が下がり、物価上昇による
インフレ圧力が高まるおかげで、
好景気に変わるのです。


また、テレワークによる移動時間の削減や
ハンコ文化からの脱却、薬事法の規制緩和、
そして学校の始業・入学時期を9月にする、
国際基準へのマッチング化など、
多くのメリットも見えてきました。


こうやって考えてみると、
最悪の出来事は、裏を返すと
最良の出来事にもなり得るのです。


“100年に一度”のパンデミックは、
今まで常識とされていた多くの事を
変えてしまいますが、

最悪の事実を認め、気を遣いつつも、
物事の『本質』に意識を傾けることが
大切です。