人間の体を構成する細胞って
日々、分裂と死滅を繰り返しているといわれます。
その結果、我々の体細胞は、
数年でほぼ入れ替わるといわれています。
それにもかかわらず、我々自身の持つ
アイデンティティを失うことはありません。
なぜならば、顔の形や声、性格などは
大きな変化をしないことと、
脳や心臓などの大切な部分の細胞が
入れ替わらないからです。
細胞という構成要素が変化しつつも、
全体として変化しない部分があるからこそ、
自分という存在そのものを保てているのですね。
これは人間だけでなく、会社(法人)にも当てはまります。
会社を組織する担当者の顔ぶれは変わっても、
創業者の思いや理念、ミッションなどは変わらない。
いや、変わってはいけないものです。
しかし、細胞の分裂と死滅のように、
業務を達成するための方法や仕組みは
適時変化していかなければならない。
変化の激しい時代だからこそ、
常に変化していかなければならないのですね。