我々の日々の生活の中では、
様々な「もの」に囲まれていますね。
「もの」からは、
機能や働きによる便利さや、
その存在から得られる心の安らぎなど、
たくさんのメリットを受けています。
そうした半面、普段「もの」に対する
感謝を忘れてしまいがちです。
生活が日々便利になり、
豊かさに慣れてしまうと、
使い捨てが当たり前
なんて思う人もいるでしょう。
特に日本は古来からものを大切にし、
ものを労う風習があります。
例えば、ものを労い供養する文化として
「ハサミの日」があったりします。
よく、「ものには魂が宿る」と、
古くからいわれますが、
古くからの慣習を忘れずに、
身近なものに感謝し、
使った後は礼を尽くしていきたいものです。
こんな習慣が、
自分がピンチの時、
ものに助けられることに
繋がるのですね。
助けられてから感謝するのではなく、
普段からものへの礼を尽くし、
感謝して使っていきましょう。