良知 | トニーの成幸ブログ

中国の戦国時代に孟子という思想家がいましたが、

彼の言葉に『良知(りょうち)』という言葉があります。

 

良知とは、人が本来持っている

善悪を判断する力のことです。

 

誰もが持っている良知という判断力ですが、

人は困難に直面すると、

わが身可愛さのあまりに、

判断を誤り、利己的な行動を

取ってしまうことがあります。

 

その結果、周囲の人から

反感を買ってしまう場合もあります。

 

もちろん、人間、自分を大切にしなければ

他人を大切にはできませんが、

自分の利益だけを追求しすぎると、

豊かな生活も長続きすることはありません。

 

そのためにも『良知』への問いかけが

重要になるのです。

 

困難に陥った時こそ、

利己的な考えに囚われることなく、

先を見据えて、利他的な行動を

とりたいものですね。

 

苦しい時こそ、

内心の良知に問いかけてみましょう。