「今の会社が嫌だから、独立してビジネスでお金を稼いで成功者になりたい」
そんな人をよく見かけます。
でもこんな人で成功した人など
会ったことがありません。
何故ならば、
成功を現実逃避に使っているからです。
本来、成功するということは、
夢や願望をしっかりと持ち、
何にも変えがたい情熱を持ってこそ
成し遂げられるのです。
また、会社を辞めたい理由は様々ですが、
人間関係の不満であれば、それはその人が引き寄せている人脈(すなわち、自身も同じ類の人種であるということ)なのですから、
独立しても同じような人を引き寄せることになります。
辞めたい理由が、仕事のやり甲斐に対する不満であっても同じです。
お金を稼ぐことが目的で独立すれば、
嫌な仕事を今まで以上にしなければ
ならなくなるので、
かえって大きなストレスを
抱えることになります。
いずれにせよ、今の仕事が嫌で独立する人は
成功など出来ないものです。
起業して会社を興し、
5年間存続できる会社は18%程度です。
つまり、5社に1社程度しか生き残れない
わけです。
「今の会社が嫌だから、独立してビジネスでお金を稼いで成功者になりたい」
こういう動機で独立する人が、
いかに多いかということですね。
長く生き残る会社にするには、
事業を起こす動機が、
「多くの人に喜んでもらえ、
自分自身も楽しめる仕事」
でなければなりません。
ちなみに10年以上存続できる会社は
6%程度しかありません。
20社に1社ぐらいしかないわけですが、
5年以上存続出来て、
10年存続できるかどうかの差は、
世の中のニーズに合わせて
変革できるかどうかが重要になります。
独立を考えている人は
覚えておいて下さいね。