もし、子供が「この絵見て、見て!」と、
満面の笑顔で自分で描いた絵を見せに来たら、
あなたはどんな言葉を掛けますか?
きっと、「よく描けているね」とか、
「上手いね!」、「上手だね」などと
反応すると思います。
子供相手にいきなりダメ出しを
する大人は少ないでしょう。
でも、もしその言葉ばかりを繰り返していると
子供は「いつも同じだ」とがっかりして、
絵を描く意欲を失くしてしまう可能性も
あります。
例えば、
「〇〇の部分が、かっこよく描けてるね」とか
「ここの色の使い方がとってもいい。
心が癒される優しい気持ちになるね」
などと、少し具体的に伝えるだけで、
子供は嬉しくなるものです。
これは子供に限ったことではありません。
大人同士の場合にだって、
相手の行いをよく見て、
具体的にどこが良かったを伝えるだけで
お互いの気持ちが打ち解けて、
関係性も良い方向に変化するものです。
ちょっとした工夫が大切なのですね。
こんな伝え方の工夫から、
周囲の笑顔は増えていくものです。
相手をよく見て具体的に褒めてあげてくださいね。