あまり土地勘のない道路を走っている時、
その先が右折専用レーンや左折専用レーンに分かれていて、
その直前に気づいて申し訳なく割り込みさせて頂いたことって
自動車を運転する人なら誰だって一度はあるでしょう。
また、公衆トイレの長い行列を前に、
「我慢できない」というピンチの時に
前に並んでいた人が順番を譲ってくれたという
経験をした人もいるでしょう。
こういうシチュエーションの時は、
(言葉に出す出さないは別として)会釈をしながら
「どうもありがとうございます」
と、素直にお礼をいいますね。
このような見ず知らずの人に恩を受けた時は、
ほとんどの場合、本人に恩を返すことができませんが、
その恩を別の人に送ることはできます。
この、自分の受けた恩を、別の誰かに送ることを
「恩送り」といいますが、積極的に実行したいですね。
「お先にどうぞ」
こんな、自分も相手も幸せになるような、
恩送りの言葉を交わしましょう。
その先の人生にきっと「幸」が、舞い降りてきますよ。