リフレーミング | トニーの成幸ブログ

「アフリカの靴屋」という話をご存知でしょうか?


昔、イギリスの靴貿易商の会社、A社とB社が、アフリカで靴を販売しようとして、現地にセールスマンを派遣しました。


当時、アフリカでは靴を履いている人はいませんでした。


その現状を見たA社のセールスマンは本社に、


「アフリカでは靴を履いている人はいません! ここでは靴は売れません!すぐ帰国します」


と報告しました。


一方、B社のセールスマンは本社に、


「アフリカでは靴を履いている人はいません! すべての人に売れます!凄い市場です。すぐに靴を送って下さい!」


と報告しました。


プラス思考の人はどんな状況にも可能性を見出し、挑戦していくのです。


こういう思考を身に付けたいのであれば、「リフレーミング」という技法を習得しなければなりません。


リフレーミングとは、意味を変えるために、その人が持っている枠組(フレーム)を変えること。


同じことを体験していても、人それぞれの価値観という枠組み(フレーム)で判断するで、ある人にとって良い出来事でも、別の人にとっては最悪の出来事にもなるのです。

そのフレームを取り換えて、別の視点から見るようにするのが、リフレーミングという技法。


こういう思考が身に付くようになると、物事をポジティブに捉えられるようになるだけでなく、新たな自分の能力に気づくことにも繋がります。