紙幣の価値 | トニーの成幸ブログ

今週は週末幕張メッセで開催されたビジネスセミナーの話題をシェアしたいと思います。


まずはロバート・キヨサキ氏が登壇した直後に彼が行った事。


それは、みんなの前でドル紙幣にライターで火をつけて燃やしてしまった。


1971年以降、アメリカは金本位制度を廃止し、紙幣をいくらでも刷ってもいい事に自国の法律を変えました。


それまでは、通貨の発行量のうち、保有するGOLDの量は25%以上になっていなければならないという法があった。


それが、この法の改正により、いくらでも紙幣を刷る事ができるようになったのです。


幼い時にママゴトで、葉っぱのお金を使っていましたが、これとよく似ている(笑)


必要な分だけ、葉っぱをちぎって支払っていましたが、USドルだけでなく、主要各国の通貨も同じことをやっているのです。


これを、「金融緩和」という体のいい言葉で表現していますが、やっている事はママゴトと同じ事。


本当に呆れてしまいますが、キヨサキ氏は、この紙幣も近い将来紙切れになると予測しています。


そうなった時に我々はどう行動すればよいのか、また事前に何をしなければならないのかというお話だったのですが、その辺は明日以降に書くとして、紙幣って燃やしたりすると犯罪になるっていう話を聞いたことがありませんか?


ちなみに私もよく分かっていなかったので、調べてみました。


結論から言いますと、日本銀行が発行する紙幣(日本銀行券)は、自己所有であることが前提ですが、燃やしても破っても罪にはなりません。


ちなみに、硬貨は日銀ではなく日本政府が発行していますが、こちらは「貨幣損傷等取締法」の規定により、自己所有であっても、燃やしたりつぶしたり、熔かしたりすると罪になります。(1年以下の懲役又は20万円以下の罰金)


まあ、一万円札を燃やす人はそれほどいないと思いますが、お札は燃やしてもOKですので、やってみたい方は安心して燃やして下さい。


ただし、自分のお金に限りますので、決して友達のお金を燃やさないように!



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