テレビドラマ「民王R」を観ています。なかなか面白いドラマで、あのちゃんに注目しています。
第三話で、保育園児と入れ替わった総理大臣の泰山が、5千円札の肖像にもなった新渡戸稲造の著書『武士道』について熱弁する姿が描かれました。
オモチャをめぐり女の子と男の子の間でケンカが発生。
状況を把握した泰山は、男の子に「“情けは人の為ならず”。新渡戸稲造の言葉だ」と語りかけ「武士道の精神だよ。人に優しくすることが、いつか自分の身を助けることにつながる」と説得。
すると男の子は泰山の言葉に応えて、オモチャを返却。この光景を見ていた他の園児から「ブシドーってなに?」と聞かれた泰山は、嬉しそうに「まずは新渡戸が唱えた7つの徳。義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義の説明から始めよう」と話し始める。
それで思い出した話。
中学生のころ?だったか、国語のテストで
「“情けは人の為ならず“、と言うからしない。」という言葉の正否を問うものがあった。
→正解は「間違い」です。「人の為ならず」は「情けをかけると人の為にならない」ではないからです。
かなり多くの人が勘違いをしている言葉だそうです。
全体を知ると、よくわかりますので紹介します。
「施せし 情は人の 為ならず おのがこゝろの 慰めと知れ
我れ人に かけし恵は 忘れても ひとの恩をば 長く忘るな」
by新渡戸稲造
他人に優しくしていれば、いつか自分に帰ってくると思います。
昔、甲府の営業所で留守番をしていたら、お爺さんが訪ねてきました。急に便意をもよおしたのでトイレを借りたいとのこと。
知らない人を事務所に入れるのはどうかと思ったが、気の毒に思ったので貸してさしあげました。
お爺さんはとても喜んで申し訳なさそうだったので「“情は人の為ならず“ですから!」と言ったら、「“巡り巡って我の為“ですね。」と答えられました。
新渡戸稲造がどんな人だか、時間があったら調べてみようかな。
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