今日(9/18)は、「鍋田記念・スーパーカブ富士山ヒルクライムラン2023」の開催日となりました。
2013年7月4日が第一回で、今回が10年目で第十二回目になりました。
きっかけは、1963年8月4日にスーパーカブ・C100で富士山頂に登った鍋田進さんと出会ったことでした。
出会ったというか、探し出したという言葉が正しいと思いますが、カブで富士山に登った人がいると知ってから数年越しでご本人と話ができて、「富士山の世界遺産登録にあわせて50周年のイベントをしよう!」と言うことになりました。
鍋田さんにも参加してもらい、ホンダの広報の高山さんにも後援を頂き、富士山ビジターセンター(当時)に部屋を借りて講演会とお祝いのセレモニーを行いました。
そのあとで、富士スバルラインを参加者が登って五合目まで行ったのが楽しい!という評判を得ました。
翌年からは、排気量別に分けてラリーの要素を入れて楽しめるような工夫をしました。会はうまくいったと思うのですが、残念だったのは鍋田さんが意識不明となり、参加できなくなってしまったのです。
そして、そのままお亡くなりになってしまいました。
鍋田さんと会ったのは5回だったと思いますが、豪快で面白くて優しいおじいさんという感じでした。
当時73歳位だったと思いますが、もっといろいろな交流ができればと思いますがそれもかないませんでした。
いっしょに本田宗一郎さんの墓参に行った際に、宗一郎さんの長女の恵子さん、GPライダーの谷口尚己さんに墓前で話をした時に、とても嬉しそうにされていたのは良かったと思います。奇しくもその日が8月4日で、富士山登頂から50年目のその日でした。
さて、イベントとしても富士アザミライン、富士山スカイラインを順に巡って楽しんできました。
カブはインジェクション車両がメインとなり、誰でも五合目に行けるようになりました。
お手伝いして頂く方の負担も考えて、そろそろ節目としてもいいのかな?と考えております。
今回、10年目のイベントが無事故で終えられるように頑張ります。
2023年9月18日
主催者拝
たまにはクリックして↓ 順位UPに協力するじゃんね!