無着成恭さんが亡くなったとの事。
小学6年の頃、TBSラジオの子ども電話相談室に友達が電話をかけたら、採用されて無着先生が回答した。
友達はふざけて「落ちこぼれって、何ですか?」と質問した。彼は結構、勉強ができる子だった。
無着先生は、いつもの山形弁で「それはね、落ちこぼれではなくて、落ちこぼしなんです。」と答えました。
つまり、勉強について行けない子どもを落ちこぼれだと批難するのでなく、わかるような仕組みや方法を取らない学校や大人が落ちこぼしているのが悪いという説明だった。
私は友達の横で聴いていて、当時はちんぷんかんぷんだったか、教員を目指すようになってからは無着先生の回答が素晴らしいと思ったものだ。
今にして思えば、学習障害の子どもが落ちこぼれと言われ、馬鹿にされていたような所もあるのかもしれない。
無着成恭先生のご冥福をお祈りします。
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