真珠湾攻撃から80年という事で、1970(昭和45)年に作られた「トラ・トラ・トラ」を観ました。
映画の公開から51年です。
出演俳優もほとんど亡くなっておられます。
当時に事実と思われた内容を重ねて作られています。
電報をわざと遅く届けたと疑われた日系人の若者や、対空砲火で活躍した黒人兵士。
機転を利かせて離れた飛行場から飛行機を飛び立たせて日本軍を落とすアメリカ軍飛行士。
全体にアメリカ側の情報伝達の不手際が、観ている人を苛立たせます。
日本側の和平を望んでいた一部の人たちの存在が際立ちます。
淵田、源田という当時の現場責任者の活躍と苦悩が後を引きます。
是非多くの若い人に見て欲しい映画です。
勝てるはずもない戦争に突き進んだ日。
戦争に使われた戦艦や飛行機に興味があった子ども時代。
歴史の真実を知りたかった青年時代。
そして、戦争の芽を摘む役目の実年時代ですかね。
子どもや孫が戦争にいかないように。