特攻機として使われた九八式直接協同偵察機 | ハンターカブ中心生活?

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今日は12月8日です。日米開戦から79年を迎えました。

 

今朝のNHKニュースで、沖縄の海に沈んでいるアメリカの駆逐艦・エモンズのことをやっていました。

1945(昭和20)年4月6日に、特攻機が体当たりして大破炎上。70名以上の死者を出しました。

船はアメリカ軍によって沈められて、長年忘れ去られていましたが、20年ほど前に発見されて、ダイビングスポットになっているそうです。

地元のダイバーの中には、慰霊の活動をしていた人もいるようですが、中にはルールも規律もなくふるまう者もいて、2月にはアメリカ人ダイバーによる潜水死亡事故もおきているとか。

 

エモンズの近くからは、特攻機の残骸も見つかっており、エンジンの型式から特攻機は「九八式直接協同偵察機」だったことがわかり、乗っていた人たちもわかっているそうです。エモンズには数機の特攻機が当たっており、エモンズの大砲は、水平に向いており、水面すれすれに飛んできた特攻機を狙っていた形跡があるとのこと。

高度な飛行技術をもつ操縦士による神風攻撃は、陸軍の飛行訓練の教官をしていたベテラン部隊によるものだったそうです。

 

九八式直接協同偵察機は、1937(昭和12)年から開始され、1940年(昭和15年)に一度生産は終了したが、前線からの要望する声が強く、生産を再開した飛行機。総生産機数は1,334機。
使いやすい万能機として前線の部隊からは好評で、偵察、指揮、連絡、対地攻撃などの任務、さらには爆装した特攻機として終戦まで使用されたらしい。

最高速度は349km/hと遅いこの旧型飛行機に、500kgの爆弾を搭載してはさらに遅かったと思われるが、そんな飛行機で特攻に向かった人たちのことは、忘れてはいけないと思いました。