今年(2020年)は、スズキとマツダが創立100周年とのことで、PRなどがされていますね。
でも、スズキの100年前の1920(大正9)年って、織機(しょっき)を作っていた「鈴木式自動織機」という会社でした。
エンジンがついた乗り物を作ったのは1952(昭和27)年からですね。(スーパーフリー:36cc)
なので、100周年とPRするのはどうかと思いますが・・・。(^^;
マツダだって、、100周年といっていますが、100年前は「東洋コルク工業」というコルク栓を製造する会社です。
「東洋コルク工業」はやがて「東洋工業」と名前を変えますが、軍需産業に従事します。
戦後、1950(昭和25)年に小型4輪トラックCAを発売、1957年には大ヒットモデルとなるオート三輪のTシリーズを発売、1960(昭和35)年には初の乗用車R350を発売します。
ということは、エンジンを付けた乗り物としては、1950年が始まりとすると、2050年が100周年じゃないのかな?
さて。
本田宗一郎さんが、「本田技術研究所」を作ったのは1946(昭和21)年で、この年からバタバタを作っていたわけです。
「本田技研工業」は2年後の1948(昭和23)年の設立なので、2048年が「ホンダ100周年」です。
でも、スズキやマツダの「100周年」が許されるなら、ホンダとしては本田宗一郎さんが「アート商会 浜松支店」を開業した1928(昭和3)年を、ホンダ創業の年と考えて良いのではないか?と思います。
とはいえ、あのトヨタが、1918(大正8)年のトヨタ紡織の設立を創業としていないのを思えば、やはり1948年の100年先の2048(令和30)年が、ホンダ100周年なんでしょうね。
ちまみにトヨタ自動車は、1943(昭和18)年の設立です。
・・・それまで生きていられるかしら。しみじみ。