「ロバを売りに行く親子」の話・・・ | ハンターカブ中心生活?

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「ロバを売りに行く親子」の話・・・


『イソップ童話』の中から、本田宗一郎さんの本に書いてある話を思い出しましたので、ご紹介します。


ロバを飼っていた父親と息子が、そのロバを売りに行くため、市場へ出かけた。
2人でロバを引いて歩いていると、それを見た人が言う、「せっかくロバを連れているのに、乗りもせずに
歩いているなんてもったいないことだ」。なるほどと思い、父親は息子をロバに乗せる。

しばらく行くと別の人がこれを見て、「元気な若者が楽をして親を歩かせるなんて、ひどいじゃないか」
と言うので、なるほどと、今度は父親がロバにまたがり、息子が引いて歩いた。

また別の者が見て、「自分だけ楽をして子供を歩かせるとは、悪い親だ。いっしょにロバに乗ればいいだろう」
と言った。それはそうだと、2人でロバに乗って行く。

するとまた、「2人も乗るなんて、重くてロバがかわいそうだ。もっと楽にしてやればどうか」と言う者がいる。
それではと、父親と息子は、こうすれば楽になるだろうと、ちょうど狩りの獲物を運ぶように、1本の棒に
ロバの両足をくくりつけて吊り上げ、2人で担いで歩く。

しかし、不自然な姿勢を嫌がったロバが暴れだした。不運にもそこは橋の上であった。暴れたロバは
川に落ちて流されてしまい、結局親子は、苦労しただけで一文の利益も得られなかった・・・。



教訓

他人の意見ばかり聞いて、それに左右されて主体性(自らの識別や判断、自らが他者の考え方を実行に
移す前の(懐疑を含む)思索)のない行動を取れば、時としてひどい目に遭う。





・・・勉強になりますかね?(^^;