４９年前！スーパーカブで富士登山した方を見つけました！

今からちょうど４９年前の８月４日、スーパーカブで富士山山頂に到達した人がいました。

その方は誰なのか？　私の長年の疑問でしたが、裾野のＴさんから詳しい資料を頂き、その方が山梨県の人だったことがわかりました。

「その方は、今、どうしていらっしゃるのか？」

Ｔさんから頂いた資料のコピーです。
１９６３(昭和３８）年９月２０日発行『フライング』第５巻

１９６３年８月に標高３７７６メートルの日本一の富士をカブで征服した二つの話題から８月４日に最初に登頂に成功したカブを紹介します。

数百人の拍手に迎えられ・・・　
山梨県　郡　鍋田　進　氏

「頂上までわずか５０メートル程のところで、一息入れようと立ち止まり頂上を見上げた一瞬、数百の人達が嵐のような拍手で迎えてくれた。
私は息をつく間もなくエンジンを唸らせ一気にかけ登った。

人々のバンザイを聞きながら登頂の喜びと感激にグっと涙をこらえた・・・」

これは去る８月４日スーパーカブで富士宮口より富士登頂に成功した山梨県の鍋田様より本誌に寄せられた記録です。
　
　愛車を自分で改良し、最も険しいといわれる全長４０キロのこのコースを１２時間で突破した鍋田様の勇気に心から拍手を送りたいと思います。

そこで、鍋田さんのお宅に電話してみました。

「スーパーカブで富士登山をされた鍋田さんですか？」とお聞きしたら、「そうだよ！」と元気に答えてくださいました。

・・・ご健在だった！！！

鍋田さんは今年７１歳とのことでしたので、４９年前は２２歳。
富士登山のことがＨｏｎｄａ　Ｍａｇａｚｉｎｅに載り、「上野動物園長が初登頂」とあったのを見て、抗議の電話をしたのもご本人だそうです。

抗議を受けてＨｏｎｄａ　Ｍａｇａｚｉｎｅは次号で訂正をしましたが「最後のページに小さな読めないような字で訂正して・・・」と、その訂正の仕方について、鍋田さんはまだ不満に感じておられるようでした。

富士登山の話については、いろいろお聞かせいただけるそうです！

会ってお話しできそうですので、また記事を書きたいと思います。

＞Ｔさん、ありがとうございました！

＞Ｈｏｎｄａ　Ｍａｇａｚｉｎｅ編集部さん、訂正の誠意が足りないていようですよ。（＾＾；

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