先日、エンラージ商事という会社からメールが届いた。

車のパーツを取り扱うメーカーで、2年前にネット通販で買い物をした事がある会社。

走行中テレビ視聴が出来るキャンセラーやLEDランプなど、車種別に様々な部品を扱っており、それらは車好きならどれも欲しくなる優れ物。

自分はリア用のLEDと、ヴェゼルに標準搭載のない、自動ドアロックにすることが出来る部品を購入し、エンラージさんの商品自体はどちらも満足だったのよ。

でね、そんなメーカーさんからのメールはというと、なんと個人情報漏えいという、まさかのお詫び連絡　　。

内容としては、21年5月から1年の間に利用した顧客、2432名分のクレジットカード情報（メルアド、パスワード、電話番号、カード番号、有効期間、セキュリティコード）が、外部からの不正アクセスで漏えいしたとのこと。

しかも該当者宛のみに発送されたメールだから、届いた自分も当然漏えい確定なのよ。

で、お詫び以外に書かれていた内容としては、過去の利用明細で不審な点がないかの確認依頼と、カードを再発行希望者は、手数料負担をすると書かれていたのさ。

さて、どうすべきか？

実は所有しているカードの中で、去年一枚だけ再発行したカードがあり、もしそれを使っていれば、情報はすで過去のものとなるので再発行をする必要もない。

という訳でメールが届いた翌日、確認をすべくエンラージ商事へ電話をしてみたら、まさにビンゴ。

使用していたのは再発行済みカードだったのよ。

結果、悪用の恐れも無く解決はしたんだけど、問題だったのは会社側の対応。

最初に「漏えいメールが届いた者ですが」と言ったら、電話に出た女性スタッフが「あ～、は～い、漏えいですね～」と、まさかの軽いご対応。

その後も使用カードの確認や、今後の処理についての話しでも「カードの下４桁は◯◯◯◯で〜す」「負担無しで再発行出来ま〜す」と、全てにおいて軽い口調で、謝罪の言葉は一切無し。

ていうか、顧客のカード情報漏えいがどれだけ大変な出来事なのか、この方全然分かってらっしゃらないのよ。

流石に酷い喋り方なので、電話を切る時に「申し上げにくいけど、顧客の情報漏えいなんだから、「は～い」ではなく、謝罪の一つくらいあっていいんじゃないですか？」と言ったらさ、「は～い、気をつけま～す」と返されたのよ。（笑）

そもそも、漏えいの発覚が分かったのが2月であり、顧客への連絡も9か月後。

その間黙っていた会社自体も危機感が無いし、そりゃあスタッフもそんな対応になるんだろうね。

まあ、この様なメール自体貰ったのが初めてだったけど、今後通販を利用するうえで、情報漏えいに危機感の無いネットショップの存在を知れたことだけが収穫だっかな。

被害も無かったし、大変勉強になったよ…。

不正アクセスによる個人情報の漏えいが発覚したネット通販の対応