最近、我が家の前に12棟の新築物件が建ち並んだ。
ポツポツと入居されるご家族を見かけるなか、先日、隣のおばさまから「新しい人たちを町会に勧誘しなさいよ」と、声をかけられた。
僕の勝手な想像だが、この時代、わざわざ好んで町会に入る人とがいるとは到底思えない。
よく耳にする「町会に入らないとゴミが出せない」なんていう脅しも、 この12棟には専用のゴミ捨て場が完備されているし、そもそも集積場は市の管理なので、町会が言える立場でもない。
つまり、入会する実利的な必要性は「ゼロ」に等しいし、わざわざ煩わしい人間関係に飛び込みたい人も少数派だろう。
ちなみに、我が家が越してきた時は、有無を言わさず「町会費お願いします!」と、半ば強制的に入会させられたけど、もし今なら僕だって入らないよ。
少し前、町会が主催した祭りの打ち上げに参加したことがあった。
町のために朝早くから動いた方々への慰労として、町会費から打ち上げ費用が出るのは当然のことだと僕も思うよ。
でもね、この打ち上げで目撃した光景には、ほとほと呆れたね。
僕たちがパーティープレートを各テーブルに並べ、宴の準備をしていたその時。
町会の重鎮おばさんの息子が、こっそりとプレートを一個、自宅に持ち帰るべく事務所へ隠したのを目撃したのよ。( バッチリ写メを撮ってやった)
普段から新参者にはしかめっ面で睨みをきかせ、町会費で用意した食べ物をかすめ取ろうとする重鎮の息子。
自分たちの払った会費が、そんな身勝手な振る舞いに消えていると知ったら、誰も町会に入りたいとは思わないよね。
重鎮たちは、口を開けば「新しい人を」と言うけど、自分たちこそが最大の「足枷」になっていることに、一向に気づく気配がないのよ。
話しは変わり、町会のソフトボールでのこと。
近隣おばちゃんの「町会勧誘」同様、中心選手から「越して来た人をチームに誘って」との指令が出されたことがあった。
その同日、大会の代表者会議に出席していた助監督から、会議の報告を聞いて唖然とした。
ルール変更など話し合いが順調に進むなか、会議中に唯一揉めたのが「年会費の値上げ」について。
グラウンドの整備費用も高騰する昨今、多少の値上げは致し方ないが、各のチームの予算事情から、まずは無駄な予算を見直すことになったらしいのよ。
そこで一番の争点になったのが、まさかの「納会にコンパニオンを呼ぶか、呼ばないか」だったというから、もう開いた口が塞がらなかったね。
最終的に値上げは再検討になったらしいけど、これも町会と同じ、中核である連中のバカげた理屈。
僕らが収めた部費から支払われている大会参加費が、一部とはいえコンパニオン代に消えていると知って、心の中で強く思ったよ。
「誰が勧誘なんてするか!」って…。








































