自動車の運転に於いて。


例えば、車の幅が2メートル。

車線の幅が4メートルとした時。

「真ん中しか走れない」と考える。

少しでもずれると怖いから。

その技術が無いから。


「線に対し 50センチまで寄れる」と考える。

左に50センチまで 同じく 右に50センチまで 寄れるならば

左に寄った時には 右側は150センチの余裕。

あと1メートル右に寄る事が出来る。

右に寄った時には 左側は150センチの余裕。

あと1メートル左に寄る事が出来る。


この猶予がある と認識していたならば

バイクや自転車が走行していた場合、

道路上に障害物があった場合

さほどあわてる事無く 対処出来るだろう。


究極。

某アニメの鉄骨渡り。

鉄骨の幅が 20センチ と 1メートル。

選択が出来るならば どちらを選ぶだろうか?


常日頃から 物事を考え運転をしていたならば

今挙げた考え方以外にも 余裕を作りだす運転をするかたは多いはず。

そう、幅1メートルの鉄骨 という優良な条件を作り出すのは

自分自身の考えに基づいた行動の蓄積 その結果に過ぎない。

面倒くさいと言って 考えない事の代償はあまりにも大きい。


※ちなみに。

この結果、必ずしも正しいとは限らない。

しかし それに気が付いた時に修正をかければ良いだけの話。

何も考えないより ずっとマシである。