次男は春休み前に、仲良しになったお友達と遊ぶことがありました。


いろいろな関係・・・・


M君とM君兄と次男。


M君と次男と長女。


・・・そのほか・・・・



いろんな場面での次男が沢山見えてきました。


M君と遊ぶ約束をしていた前日、何が理由だったかも私自身定かではないのですが、旦那が異常なほどに立腹し、ばしんばしんと

いつものように、次男をひっぱたきはじめ、あわてて止めに入りました。

思い出しました・・・・私が夕方まだ仕事があるので、店で軽く食事をとらせようと作り始め、食べさせていました。

旦那の分がなくなる勢いでみんなで食べ始め

旦那はおそらく腹が減りまくっていたのでしょう。

そんな中、次男と長女がおかずの取り合いでケンカ。


腹が減るのを我慢している中で、次男が長女のおかずを取ろうとしたのが、立腹の原因だったようです。


食い物の怒りは恐ろしいですよね。



私は食べ物に対して欲求がほとんどないため、そんなことで、当たり散らす旦那が許せないっ!!と必死で次男をなだめるものの・・・・

ことはどんどんと広がりを進めていく一方。


あっちでもこっちでもケンカケンカケンカ・・・・・。


どうしても発達障害を持つ次男には理解しがたいことが連鎖してしまっている状況。


それでも必死に父親から受ける虐待(私はそう見える)を我慢して受けていました。

(とりあえず、我慢した次男はえらい!おかげで、他の家族へのとばっちりが少し治まるからです。)


そんなことがあった翌日・・・遊ぼうねと約束していた日。


遊びたい気分ではない朝が来ました。

朝から、誰一人として笑う人もいない家族。


そんなだから、お友達とも最初からトラブル発生。


どういう症状がまず出るかというと、次男はどうも

「こだわり」を強く押し付けてくるようです。


いつもなら「いいよ。」と受け入れてくれたり、譲ってくれたりするのに、そういう気持のときは、絶対にこだわりを強く表現し、尚且つ絶対にそのこだわりを解くことをせず、相手に譲ることを希望し続けます。


どうにもなりません。


それが通らないと、暴力、暴行に移行していきます。


・・・・・遠からず、学校での姿が垣間見れました。


そうか、こんなにも家庭での出来事、家庭での心の冷たさを引きずっていくのか・・・・。



私はM君とM君兄に言いました。

・昨日の出来事。

・次男とおばさん、他の家族がとてもおびえていること。

・おびえているほかに、心が完全に冷たくなって、悲しい気持ちで今もいること。


そんなことある?と二人に聞きました。


「俺もそんな時あるよ。」とM君。


ありがたかったです。


そのお話のあと、その日次男は嘘のように、こだわりを徐々に溶かしていきました。


そして、M君兄弟も、彼のこだわりをそっと受け入れてくれるようになっていました。



私は、最近出会う方に次男の発達についてだったり、子育てのやり直しなどを話すようにしています。


必ず話をすることは、トラブルを招く理由。というのをお話しします。


次男とコミュニケーションしているとよくわかるのですが、

絶対に、彼を相手にして私がずるしようとしたり、楽しようとしたりすると

トラブルが発生します。


つまり、今手が離せない作業があるから、大きな声でやってほしいことを誰かに伝えます。

相手も何かしているかもしれないのにです。

聞こえていないことだってあるでしょう。

それすら、気づこうともせずに何度も大声張り上げ呼び掛け、仕事を命令すること・・・・ありませんか?


それは、ほんの少し、手が離せないと思っている自分の作業を一瞬止めて、頼みたい相手のそばに行って、

「これ、これを、いつまでに、こうしてほしいんですけど、いいですか?お願いします。」と

伝えれば、事はトラブルなく収まるのです。


みな、一人ひとりがずるしようと、楽しようとすると、

どこかで小さくトラブルが発生します。

小さいトラブルは波長が大きくなり、全体に広がり、

長きにわたって時間を経過させ、心から言葉に変えて毒を出していかないと、出てはいきません。


もし、心にためたまま暴力、暴行に移行した場合は、さらに連鎖で

最初のきっかけが何だったかもわからないくらいにトラブルが重なりあって、もう収拾がつかなくなるわけです。


子供同士の解決。


これもとても大切なこと。


旦那はとかく、子供たちのトラブルに介入してしまいます。

以前の私もそうでした。


子供たちで解決させる方法。


きちんと学ばせるには、親が立場を考える必要があると感じています。


今の学校内でも同じ事が起きているのです。

何かが起これば何でも先生、先生。


先生は子供たち同士で解決を望みます。

しかし・・・・子供たちはその術を知らないのです。

最終的な結末は知っています。


ケンカして、やっつけたほうが悪く、やっつけられた方が良い・・・というような。


特に最近の子供たちは体での暴力以上に暴言・・・言葉の暴力が激しいと思います。


これは、体でやる以上に深く傷を残し、繰り返される暴行です。


暴言を先にはいた奴は、体での仕打ちをやられる側。

さっきの法則でいうと良いほう側・・・になっています。

言葉を覚えたもの勝ちになっている子供社会です。

昔からなのかもですけど。


残念なことに、入学前から地域で集まり紹介してもらった子どもに

複数そのような子供たちがいて、次男はその子たちから受けた暴言により、完全に心をとざいています。

彼らが口にする言葉すべてが、次男の心を刺し、冷たくするのです。

どんなやさしい言葉であっても。


ほんの少し、名前をもじられただけかもしれないけど・・・

一生涯忘れない事実となって彼に残ることだと思うほどに

かたくなです。


初めての現場を私は今も覚えています。

変な名前で呼ばれている中、笑いながら、「☆だよ~かつ丼じゃねぇ!」と一生懸命言い直していました。

それでも繰り返して言われる状況がありました。

朝から・・・集合場所で・・・・(長男が確認しています。)

そりゃ、しまいに手も出ますよ・・・・。

残念でなりません。


こちらから、歩み寄り、解決できないだろうか?と行動を起こしたことはありますが、

相手の親御さんに冷たくあしらわれてしまったのが現状です。


そんなこともあり、M君兄弟、M君のお母さんには本当に感謝でいっぱいです。


たくさんの経験を春休みにしています。


学校で訪れるであろうトラブルを私の目の前で見れて、

私も先生同様、解決策を次男に指し示すことができるのは

実にありがたいチャンスだと思っています。


次男もどうしても他人のトラブルに介入してしまうんですよね・・・・

旦那・・・見てるみたい。


それで、トラブルが大きくなったり、方向が変わったり・・・。


当人同士。という解決が今の時代、上手にできていないのでしょうね。


私と旦那もそうなのでしょう・・・・。


たまに、じっくり話をしようかなぁ・・・・。しているんだけどなぁ・・・・。

やっぱり、その場その場で言葉を濁さず、口を紡がず、「私はこう思います。」というべきなのか・・・・。


また、怒るんだろうなぁ・・・・

怒ると、家族に迷惑掛かるんです・・・・。


困ったもんですね。


次男の発達について理解できるようになればなるほど、

旦那との距離が遠のきます。






今日は、次男の小学校で離任式がありました。


初めての小学校。

初めての担任の先生。


次男の発達について、いち早く気にかけてくれ、心にとめて

注意、指導してくださいました。


みんなを次男から・・・

みんなから次男を・・・・

守ってくださりました。


そんな、担任の先生が、離任されました。


次男は大好きでした。とっても慕っていました。

こういう、突然の出来事は次男のような子どもにとって、

内緒、内緒で進めていくと、あと後でいろんなトラブルにつながってしまいます。


よって、この1か月ほどは、かなり担任の先生と私は慎重にお話を進めてきました。


「お別れするようなことになった場合、必ず、伝えてください。

『嫌いでお別れするんじゃないよ。心配しないでね。』とか・・・

先生の言葉で、お別れする理由を彼が納得いくようにお話ししてください。そして、2年になる新しい先生についてもお話をしてください。

その時、彼が教室でどうすべきかを指示してください。」


というようなことを、何度も繰り返し、お話してきました。


担任の先生は、今日まで私にも次男にも離任のことは知らせていませんでした。


先生なりに、次男が理解できるよう、そして、新しい先生をどうやって受け入れたらいいのか?など、次男へいろんな事を教えてくださっていたようです。


次男をお迎えに行った際、


「どうだった?2組はまた☆先生だった?」と聞いたら・・・


「ううん、☆先生は離任するんだって。違う先生だって。

うんとね、4月6日にわかるから、俺『だれかなぁ~~~わくわくたのしみだなぁ』って待ってるんだ!」


涙を必死にこらえたこと。

☆先生をいい子いい子したこと。

いろいろ話して聞かせてくれました。


車に乗り込む時も、今にも泣きそうな震えた声でしたが、

必死でこらえているのもわかりました。


私は、今日までの感謝の気持ちと、次からの不安で泣いてしまいました。


そうしたら、次男がそっとハンカチを出してくれました。


「ないちゃったの?」


「☆は我慢してえらいね。すごいね。」


そんな会話をしながら、涙してきました。


彼の大きな成長を感じ、2年への不安というより、

新たなスタートを次男と一緒に切り抜けて

また大きな成長をしよう!!


っていう気持ちに・・・・・次男の成長で感じさせられました。


ありがとう。☆先生。

ありがとう。次男。





初めての小学校。

初めての担任の先生。


私は、長男が小さい頃、いつも投げかけていた言葉がありました。


「いい夢見なさいドキドキ


どんなに優しい言葉でこの言葉をかけても、小さい頃は変な顔して怒っていました。

言葉が出るようになったら、


「夢なんか見ないっ!!!!むかっ」と激怒していました。


彼が大きくなって聞いてみたら


いつも見る夢に、怖いガイコツが出てきて、それはそれはこわかったそうです。


パッと目を開けても、まだ夢の中なのか、いつもいる現実に戻ったのか?

その現実も、実を言うと夢の中なんじゃないか?

また、いつ何時、あのガイコツが襲い掛かってくるんじゃないか?



夢と現実が全く分からず、現実にいてもいつも「夢」の恐怖に恐れて暮らしていたのだそうです。

これは小学校の2,3年まで 続いたものです。


おそらく、夢と現実がきちんと自分の中で「自覚」できる事実が起こり、理解できたのでしょうね。


5,6歳のころに同居していた際、義姉の部屋には夜になると光輝く骸骨のシールが部屋中に張り巡らされていました。


長男は、異常なまでに怖がり、義姉部屋前にあるトイレに行けなかったこともありました。


そんなことから、現実と夢がいつまでも交差する日々が続いたのでしょうね。


小さい子供は寝る時間が一日の半分、時には半分以上ありますから。



次男は、比較的そういうことがなかったです。・・・・ある意味年中夢の中????


4歳(もうすぐ5歳)長女が最近言い出しました。


「クッパが・・・夢に出てきて・・・怖い。泣きそうだった」


私はこの言葉を聞いて、合図、ヘルプ信号だと受信しました。


しかし、みてしまう夢までどうやってコントロールしたらいいのだろう???


早速長男に事実を話し、どうしたらよいかとアドバイスを受けました。


「ゲームやりすぎ。かぁちゃん、ゲームさせすぎだよ。

このくらい小さい頃は、飽きること知らないんだ。

だから、夢中になって、夢にも出てくるんだよ。

ゲームを減らして、時間決めてやれば、たぶん、夢見なくなるよ。」


おーーーーーーー音譜

さすがは、経験者。

素晴らしい回答です。


それも第一段階として、大変よいステップでしょう!!


早速、次男と長女を呼び、いつものように絵をかきながら、

ゲームとDVDの話を始めました。


いずれか、一日2時間。


2人でよく話をして、次男が決めること。なぜならお兄さんだから。

次男は妹の話をよく聞いてあげること。なぜならお兄さんだから。

妹は次男の決めたことを守ること。なぜなら妹だから。


二人の了解を得て、早速それ以来、2時間ルール開始。


今も続いております。


どうやら、夢は見なくなった様子。


ただ、その時の話を小耳にはさんでいた次男は

こりゃいいネタ見つけたとばかりに、

妹をいじめる際、利用し始めました。


「また、夢にクッパがでるぞ!」


妹、おお泣き。


なんだかなぁ・・・・・。