フィンの町で(ミンウのテレポとチェンジを使っての)キャプテン狩りをしたり、北にある、オーガメイジやマジシャンを狩って、色んなアイテムをゲットした。

 

 これ、製作者が考えているのだとしたら、かなりの深謀遠慮だなあと思う。多分、この作者はフリーシナリオのRPGの面白さを、ウルティマなりマイトアンドマジックをしていて、知っているんだよね。


 でも、いきなりそれをやっちゃうと、ユーザーがついてゆけなくなるから、一本道のシナリオということにしたのか。ま、それ、考えてみたら、オブリビオンだって、GTAにしたって、メインシナリオは一本道であって、横道にそれる面白さがあるってものだろう。


 RPGの面白さって、こういう稼ぎポイントで、稼いで強くなる部分だからね。これは、初代FFでもあったし、ウィザードリィのコイン狩りや、グレーターデーモン養殖でもそうなっているだろう。あるいは、後のロマサガの「道場」なんてのもそうなんだろうなあ。


 さて、「稼ぎ」によって、こちらの戦力はアップした。ヒットポイントも、ガイが300超えたし、女性のマリアは100ちょっと、フリオニールが200くらい。攻略サイト、「ff2 よ永遠なれ」によると、300くらいが良いみたい。あと、マジックポイントは、255まであげた方が良いらしい。これは、ミンウのアンチを使うことですぐにできる。


 そこをクリアしたら、雪の山を超えて、大戦艦ということになるのか。あっ、そうそう。マジシャンから、「バーサーク」をゲットして、マリアに使わせている。攻撃力アップというのは、なかなかこのレベルではないので重宝する。稼ぎの中で一番大切な宝物かもしれない。他にもキャプテンから、「炎の弓」もゲットしているっ。こいつが、基本、敵に安定したダメージを与えてくれる。


 ミンウがいなくなって困るのは、ブリンク使いがいなくなることだけど、ブリンク自体は売っているので、みんなに装備させたい。他にもエスナとかねえ。あ、そうそうケアルも、ふじわらしのぶさんの助言通り上げてゆきたいね。ま、そこまでしなくてもクリアには困らないんだけど、育ているところに面白さがあるからね。このゲームは。


 知れば知り、やればやるほど面白くなるRPGってなかなかないな。ある意味、奥深さの頂点だったんだろうなあ。この時代のファミコンのゲームとしては。今でも色んな人が動画で攻略しているものねえ。


 そして、数日後……。


 さて、あれからどうなったのかって、雪山に挑戦と言うことになったのだが、プレステ版の特典である、雪原船での神経衰弱をするのを忘れてしまった。次回あたりやっておこうと思う。


 ヨーゼフという、イラストを見るとふざけた顔の坊主頭のモンクのおっさん、ps1 版からそうなっている、を味方にして、どうやらアダマンタイマイには魔法が効くらしいということを知っているので、サンダーを育てていったら、全然効かなかった。やはり、彼には素手でぶん殴らせるのが一番だったりする。


 昔、超苦戦したアダマンタイマイは、こちらがバーサクを延々と育てていたので、物理がガンガン通るし、ブリザドレベル1でもダメージが通るので、余裕で勝ってしまった。攻略情報を読みすぎるのもどうかと思えて来た。


 というか、これで、古代の剣を手に入れて、フリオニールの回避率がレベル7になってしまって、もう誰もフリオニールの回避についてゆけなくなっている。まさにエイトマン状態ということで、余裕っしょ、みたいな感じで進んでいると、あのヨーゼフの悲しいイベント発生!


 つか、ボーゲン(涙)大人になって、このイベントを見ると、ヨーゼフの死も悲しいが、ボーゲンの後に引けなくなった中間管理職の悲しさをひしひしと感じた。ボーゲンがどうして、一人で我々最強パーティに突っ込んでいって数ターンでやられたのかって話でしょ!これさ。


「あっ、ボーゲン様やっちゃった。これ、絶対に死刑だわ。俺たちしーらないっと」


みたいな感じで、部下も逃げちゃったんだよ。あの、ドヤっていたボーゲンの頃と比べると、まさに栄枯盛衰。ザマアミロ、と言うよりも、敵の皇帝の恐ろしさが身に染みるね!


 あの織田信長だって、石橋本願寺攻めを全くしなかった、佐久間信盛を赦しに赦したというのに。ま、その前に、三方ヶ原の負け戦に、織田方援軍として、ぶち込んでいるけど(笑)あれ、絶対、殺す気満々だよな(笑)


 閑話休題。ヨーゼフを片思いしていた女の子が、彼の愛娘を引き取ることにしたみたい。この人、自分で「あたし、この人に片思いなんですっ」って、ヨーゼフが同行するようになっても、我々に大声で報告してくれていたが(笑)、ヨーゼフに聞こえていたかもしれない。いや、小声で言ったんだろうな。というか、ここら辺は、省略なんだろうね。


 にしても、巨大な落石のイベントの落石がかなりでっかくなっていた。これ、思い出すのは、北斗の拳のライガとフウガのイベントだよね。「俺たちは門番だ。門番としての誇りがあるっ!」と、やはり巨大な落石を支えて、ケンシロウたちを通してくれるんだよね。で、通り過ぎるとグチャッて潰れるんだけど。あそこら辺、泣けるよねー。今回もそんな泣ける名エピソードだった。あの、貴族のお兄さんの「のばら」のエピソードも泣けるしねえ。少ない容量で、やってくれるわ。FF2。