昭和ミステリ・最後の秘宝
カジタツこと梶龍雄「リア王密室に死す」をついに読了
そして面白かったので再読中!
表紙はライトノベル風味ですが、中身は全然違いますよ
ガチの昭和初期ミステリー。
絶版本が復刊されたものです。
昨年中に読了の予定が、年越ししての読了となってしまいました
とっくに絶版となっていた梶龍雄作品を
次々と再販してくれる徳間文庫に感謝です。
(当時本はプレミアがついて高くて買えない)
↓徳間の特選シリーズには裏表紙にアイコンがあるので
読む前に好みのジャンルがわかるのが良いところ
今回はコレ。
前半と後半に分かれているのですが。
分かれているのを知らずに読み始めたので
まるで2本のミステリを読んだ気分にさせられました。
後半の伏線の回収も秀逸。
戦後の京都を舞台に当時の学生の雰囲気も知れて
とても面白かった。おススメです。
これより先に復刊された「龍神池の小さな死体」もおススメ→★ブログ
次回のカジタツ復刊!も決まっていて、予約できるようです。
↓これがプレミアついてる絶版の方です・・・高い。
先に復刊された本です。