バイオハザード | 勝手きままな道楽生活

勝手きままな道楽生活

遊びたおしたる~

昨日NHKのクローズアップ現代で遺伝子操作の現状を放送していた。



光るメダカや接してもアレルギーにならない犬・猫。
人や豚の遺伝子を組み込み細く強い糸を出すカイコ(人や豚の遺伝子が組み込まれているので人体にも適応し人工血管に使われたりするらしい)等紹介されていた。



中でも人類が直接接触するようなこともまもなく実施されるそうで、ほんまに大丈夫なんかいな~と不安を覚えた内容を紹介したい。



【マレーシアで地域限定で実験的に行われようとしている事例】

遺伝子操作された牡のネッタイシマ蚊を自然界に放すのだ。
この牡の蚊と自然界で生息する牝の蚊とが交配して産まれてくる幼虫は成虫になる前に死んでしまうように遺伝子を組み換えているらしい。
これによって沢山の死者を出すデング熱を無くすのが狙いと紹介されていた。
この遺伝子操作された蚊が人の血を吸うのか(人の血を吸わないように遺伝子操作できないのか?)どうかまで取り上げられていなかった所を見ると多分普通に人の血を吸って生きていくのだろう・・・



【アメリカの鮭の事例】

鮭の遺伝子を組み替えて通常の2倍の大きさの鮭を3倍の速さで成長させることに成功しているらしい。
この鮭が来月にも一般市場に出回るというのだ。
遺伝子操作に関しての法律がまだ確立されていないので、普通の鮭として一般消費者の元に出回る可能性が高いのである。
回転寿司で流れてくる鮭が遺伝子組み換え鮭かもしれないぞ~叫び



数年前にクローン羊ドリーのニュースが流れた時衝撃をくらった。
人間が人工で生物を誕生させる。
そんな神の領域に踏み込んでしまって本当にいいのか?



なんと今ではコンピューターで100%完全な人工生物を作り出すことにも成功しているらしい。
上に挙げた事例は元にある遺伝子の極わずかな一部(1万分の1)を組み換えるだけだが、100万を超える全ての遺伝子を設計して生物を作り上げることが実際に行われているのだ。
全く新しい機械ではなく生物を!!
石油メジャーや化粧品・医療メーカー等が資金提供し研究が進んでおり、軽油をうむ細菌はもう出来て増殖しているとの事だった。



この技術が発展していけばあらゆる分野で大変革を迎えることでしょう!
特に資源の無い日本にとっては画期的だ。



エネルギー問題・食料問題等々、あまりにも沢山の問題を世界はかかえている。
人類が生き残って行く為にはこんな技術が発達するということも成るべきして成ったのかもしれない。
素晴らしくもあり恐ろしくもある。



遺伝子合成会社なる会社がどの程度存在するかは知らないが実際にあるらしい。
この会社に遺伝子配列作成の依頼が入るのだが、中には調べてみると炭そ菌やエボラウイルスやボツリヌス菌といった恐ろしい細菌の依頼が入ることがあるというのだ。



遺伝子組み換えが身近なものとなれば、バイオテロでゲームや映画の中のような事が近い将来おこる可能性は十分あるのではないだろうか!?



はたして遺伝子組み換えは人類を発展させるのか、それとも破滅へ向わせるのか爆弾