アメリカに引っ越すにあたり、どのような流れで家を決めたのか書いてみたいと思います。

 近々子供がkindergartenに上がるのを機に、学区(school district)を考慮して再び引っ越しをしようと考えているので、思い出す意味も込めて。

 

◯大まかな流れ

*候補の物件選び

*内見

*契約

*入居

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候補の物件選び:住みたいエリアと、そのエリアのアパートをピックアップ

 アメリカにも、アパートを探すのにapartment.comや、Zillowという検索サイト(日本でいうsuumoのような、賃貸を探せるサイト)があります。アメリカへの出発前に、これらを駆使して調べました。 

 シリコンバレーのアパートには、どれもプールやジムがついているなんて、リゾートホテルみたいだなと驚きましたが、割と標準装備のようです。家賃を見ると、リゾート気分は一気に覚めます。。

 

 

 その時のおおまかな条件は

・会社から車で15分以内。

・スーパーマーケットが近い。   

・治安が良い。(Crime mapという、犯罪がどのエリアでいつ起きたかを調べられるサイトで確認)(ストリートビューで人が歩いているか?も判断基準)

・家賃

 

 当時は夫婦ともにペーパードライバーだったので、極度に車の運転を不安に思い(怖がり)、なるべく運転距離が短くて住むようにと考えていました。

 子供は未就学児だったので学区は気にせず、通い始めるまでにまた引っ越せばいいかと省略。(そのつけが今に回ってきている)

 

※条件は各人の状況や好みによって違うと思うので、あくまで一例です。

 

 

 

内見

 興味を持った部屋が見つかったら、そのアパートのリーシングオフィスに連絡して内見のアポを取ります。大抵のアパートにはリーシングオフィスというものがあり、そこのスタッフが色々とアパート内を案内してくれます。内見する際には、オフィスに身分証を預けるよう言われることが大半です。初めて内見に行った時は、パスポートを預かると言われ少し不安でしたが、裏を返せば、アパート側も内見客(私)が変な人でないか不安なんでしょうね。 

 内見の時は、自由に写真・動画を撮っていいよと言ってくれます。撮っておくと、複数箇所内見に行くときに後で比較しやすいです。

 

 参考までに、内見時に確認したことをいくつかで紹介します。思いつくまま、殴り書きで失礼します。

・水道代、ゴミ処理代は家賃に含まれるのか、それとも別料金か。別の場合は、月毎の平均金額はどのくらいか。※水道、ゴミ処理代はアパートの住人で折半するところが多いみたいです。

・入居前にカーペットは新しいものに取り替えてくれるか。

・日当たり、駐車場から部屋までのアクセス、家電が古すぎないか、シャワーの水圧、窓やコンセントの位置

・問題が起きた時にどうしたら良いか。※お湯が出なくなったり、排水が詰まったりした時にすぐに対応してくれる体制が整っていると良い。今のアパートは、メンテナンススタッフがアパートに常駐しているので、当日や翌日など、割とすぐ来てくれます。(渡米してきてすぐ、仮の住まいとして会社が用意してくれたアパートは、サポートの連絡先は存在するもののなかなか繋がらず、対応も遅くて困った苦い経験があります。)

・いつから入居可能か、割引特典はあるか。(今週中に決めてくれるなら一ヶ月分家賃無料にすると言ってくれたところもありました。)

 

 気に入ったら、holding depositという仮押さえ金を払うと一定期間その部屋を押さえてくれます。本契約する場合は、それをそのまま申込金(application fee)に使えた気がします。

 

 私の時は引越のオフシーズンだったこともあり、holdせず全て候補を見てから決めました。(僕だけ先にアメリカに来ていたので、現場にいなかった妻とも相談したかった。)他の人に取られてしまうリスクもありますが、逆に賃貸料を割引交渉できるチャンスもあります。前述のとおり、今日決めるからちょっと割引してとかお願いしやすい。希望度が高いところは後半にとっておいた方が良いかもしれないです。ただ、引越ピークシーズンの6月-8月だったら状況が違うと思います。この時期は、内見もしないうちにでも決めないと良いところはすぐ埋まってしまうとも聞きます。

 

 

 さて、なんだか長くなってしまったので、今日はこの辺で!

 次回の更新で、アパートの契約と入居の流れについて、スリリングなエピソードも踏まえてお届けできればと思います。これで、私も更新しないといけないモチベーションができました。