ベイエリアで生活していくには英語が話せるかどうかより、車を運転できるかの方が重要です! 完全に車社会で、車がないことには生きていけません。これは以前いた会社の上司に言われたことですが、アメリカで生活を始めてすぐに納得しました。 私がどのような感じで中古車を購入したか紹介します。

 

・欲しい車の候補を選ぶ

 まずWeb上で車種、メーカー、相場などを調べつつ、欲しい車を絞りました。

CARFAX, Autodealerなど中古車を検索できるサイトがいくつかあります。 CARFAXではその車の歴史が調べられます。 事故歴、整備歴、いつから売りに出されているか、どこで乗られていた車かなど。  私は事故歴がある車と、全く整備に出されていなかった車は避けました。 安く買えても、後で故障して修理が必要になったらそっちの方が困るので。。 また、以下の条件で探しました。 

 日本車、製造から5年以内、走行距離6万マイル以下、値段$25Kくらい、Certifiedあり(ディーラー認定中古車)

*私が買ったディーラーの場合、故障時1年間の保証と2回分の整備点検費が含まれており、整備も買ったディーラーでできる。←Certifiedの定義や特典はディーラーごとに違うかもしれません。 車について全く知識がなく、整備もどうしたら良いか不安だったのでCertifiedのものにしました。

 

・ディーラに行く

 欲しい車の目星をつけたら、それを扱っているディーラーに行き実物を見ました。 

2、3店舗回って、最終的にトヨタのディーラーで買いました。(アメリカのディーラーは、新車も中古も同じお店に置いています。ちなみに中古だと、トヨタでもホンダやスバルなど他社の車も売っていたりもします。)受付で中古車を探していると伝えると、営業担当を紹介してくれます。その担当者に興味のある車を伝えると、それが置いてある場所まで連れて行ってもらえます。そして鍵を開けて見せてくれて、希望すれば試乗(テストドライブ)できるはずです。 試乗はお店によって様々で、1~2時間自由にその辺りを走ることが可能なお店もあれば、お店の敷地内だけしか走れないというお店もありました。 まだカリフォルニアの運転免許証がなくても、国際免許証を見せれば試乗させてもらえました。

 チェックしたポイントは、運転した時の加速、ブレーキの感覚、外観に傷や凹みはないか、車内が綺麗かどうか(ドリンクホルダーにコーヒーやジュースをこぼしたシミがベタベタとついていた車もありました。こういうものは、写真じゃわからないですよね。。今後自分が乗っていてそうしてしまうかもしれませんが、、笑)

 

・価格交渉、購入手続き

 買いたいとか、値段が知りたいと申し出ると、お店のテーブルに案内されて、見積もりを出してくれます。 値引き交渉した結果、最終的に表示価格より$500安くなりました。  

効果があったかはわかりませんが、私の取った作戦は2つです。

 ーすごく気に入ったが、他社のOO車もいいなと考えており、そっちの方が$1000安い。もう少し安くならないかな。。

 ーあとこれだけ割引いてくれたら、一括払いで今すぐ買うって決められるんだけどな。。

 

 そして買うと決まったら、契約に移ります。 契約書が出来上がるのに思ったより時間がかかり、30分ほど待ちました。準備ができたら別室に呼ばれて何枚も契約書にサインを書きます。 合意に至ったら、支払いと車の受け取り方法を確認します。 まだパーソナルチェックを持っていなかったので、支払いはクレジットカードで一先ず$1000払い、残りはcashier’s check(銀行窓口で作ってもらう、宛名を何にすれば良いかはディーラーに確認する)でしました。 契約が成立し支払いが済むとその日に乗って帰れます。(2台目を買った時は妻と来ていたので、妻に来た時の車を運転してもらい、私は買った車を乗って帰りました。)この時は一旦帰って、後日取りにいきました。車の保険も入っておらず、レンタカーで来ていたこともありますが、、ディーラーに車保険のカウンターもあるのでその場で入ることもできましたが、相場より高いと聞いていたのでやめました。 

 

*反省点

・値段

 Web上や店頭で車に表示されている価格は、あくまでその車本体の価格です。

そこから税金(日本の税込価格に慣れすぎて失念していた)、DMVへのregistration、car titleの登録手数料などが追加でかかります。また、契約時に色々とオプションの営業をされます。(不安を煽って?)様々な手厚い長期保証をものすごく勧めてきます。どこまで保証をつけるかや、断り方も考えておくと良いと思います。結局、最終的に払った金額は予算を$4000オーバーしてしまいました。(今思えば過剰な長期保証はいらなかったかも。。) 

 $500値切れたと喜んでいた30分前はなんだったのか、虚しくなりました。

 

・契約書の住所欄

 準備された契約書は、住所、電話番号もあらかじめ向こうで記載してくれて(見積もりを出す時に聞かれる)、サインだけすれば良いようにしてくれています。 ずっと後になって気づいたのですが、最初の数枚は住所が合っていたのに、それ以降何十枚と住所が2文字間違っていました。ディーラーがDMVに申請した書類の住所も間違っていて、DMVから送られてくるはずの書類が二ヶ月経っても届かず、、結局自分でDMVに出向いて、住所の修正をやる羽目に。。。

(サンタクララのDMVは常に混雑していて、半日は潰れます。)